2013年06月23日

思い出し笑い

前日の土曜日から呑み会は続いています。

ちょっと会って飲もうか、という程度のものではありません。
宮城から上京する知人のために集まろうというものです。
オフ会として始まったこの呑み会は、もう十数年も続いています。

宮城から来た女性、通称Mも、もうとっくに30代。
この十数年の間に結婚、2度の出産、姑との確執。
そして、家がなくなり二重に住宅ローンを背負って。
名取市閖上在住だった一家には、様々な荒波が押し寄せています。
今回も、家を建てるのは決まったのに建てる場所が決まらないなど。
行政による復興の立ち遅れに直面する話が聞かれます。
他にも、震災後に仙台に移り住んだ通称Y。
ほぼ毎回、京都から来ている通称K。
呑み会とはいっても、とても大切な集まりです。

とはいっても、呑んで話すのはもっと気楽な話。
カラオケ好きのMのためにカラオケボックスに行っても。
『チームB推し』『初日』などAKB48のシングルになってない曲だったり。
SKEやNMBやHKTの曲だったり。
ももいろクローバーZのシングルカップリング曲だったり。
『波打際のむろみさん』『這いよれ!ニャル子さん』などアニメの主題歌だったり。
とても30代40代の集まりとは思えないような選曲で突っ走ります。

23時にいったんお開きにした後のカラオケでも異様な選曲が続きますが。
ここでお笑いライターS(美人)の提案で「みんなが知ってる歌合戦」に突入。
参加者全員がワンコーラス歌えそうな歌を、各自それぞれ考えて選曲します。
上から下まで十数歳の開きがあり、なかなか難しい課題です。
『銀河鉄道999』『セーラー服と機関銃』『ふられ気分でRock'n Roll』『ギンギラギンにさりげなく』。
私は無難に切り抜けますが。
泰葉『フライデイ・チャイナタウン』を選んだ通称Shは、ほぼ全員サビしか歌えず。
斉藤由貴『情熱』を選んだSも、本人はまさかと思ったのでしょうがNG。
Sは「じゃあ君たちは一体何を聴いてたんだ当時!」と口惜しそうです。
罰ゲームを設定しなかったのが悔やまれます。

S(知人の中ではいちばん美人)からは、ちょっとしたクイズも。
Sの友人が、とある有名人とカラオケに行った。
『ギンギラギンにさりげなく』を歌った、その大物有名人とは誰だ?
「ジャニーさん?」「もっと大物!」「小泉純一郎?」「もっと有名!」
正解はなんと、マイケル・ジャクソンでした。

怒涛のカラオケは朝5時まで続いて終了。
Mの一人称はすっかり“私”から“俺”に変わっています。
私はといえば、コンフェデ杯を生で観るのも、ゼルビアの観戦も諦めることになりましたが。
脚と腰と背中はかなり痛く、歩くのもだいぶ辛いですが。
それでもまぁ、今でも思い出し笑いをできるこの時間を持てて、よかったと思いました。
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2013年04月05日

毎週金曜

毎週金曜に続行されている官邸前デモを、久しぶりに見物に行ってみました。
午後5時過ぎ、国会正門前へ。
前回来たときは演説が行われていましたが、今日は誰もいません。
耳を澄ますと太鼓のような音が聞こえます。
議事堂の南側の道路に回ってみるとそれらしき一団が待機していましたが。
その数は多く見積もっても百数十人ほど。
参加者と警察官を除いた見物人は私くらいのもの。
歩道からすぐ人があふれそうだった去年6月とは大きな差があります。

正門前の道路の向こう側には小さなステージが設置されています。
その脇の公園、国会前庭でしばらく休むことにします。
大して歩いていないのに、左の腿の裏に強い痛みが出ています。
しばらくすると近づいて来たのは公園管理人。
閉園時刻が来たから出ていくようにと。
トイレを探していると告げると、その場所まで案内してくれます。

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道すがら少し会話。
デモに来たのか問われ、見物に来ただけと答えます。
私が「前に来たときよりだいぶ減ってますね」と言うと。
「今日は4〜500人かね、前は4〜5千人はいたけれど」。
さらに「民主党が選挙で負けてから減ったね」。
そして「原発造ったのは自民党なのにね」とも。
わかってる人がここにもいるんだ、と思いました。

ステージのそばの石垣に腰かけていたおばあさんに確認すると。
そこでいろいろな人が登壇して発言するんだそうです。
私もそこに腰を下ろしてデモ本隊の到着を待ちます。
見ると、多いのはおばあさんやおじいさん。
去年あれだけいた若い人はほとんど見かけません。

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待つ間にいろいろなビラが配られます。
たとえば、新規制基準導入の猶予期間について。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032702000117.html
バックアップ用第2制御室など安全のために義務づけられる新規設備でも。
5年間は一部なくても運転していいよと原子力規制委員会は認める方針なのだそうで。
安全対策が不十分でも5年間、昔のままの状態で運転していいことにするそうで。
そして、それを決める会議は今月10日に開催されるそうで。
こんな重大なこと、ニュース番組をよく観てるはずの私が、ここに来て初めて知りました。
NHKを含むテレビ局ってずいぶんサボってくれてやがるようです。

デモ隊の中で目についた絵を、ケータイで撮らせてもらいました。
6時半頃に帰りましたが、国会図書館の前でも「原発いらない!」の声はよく聞こえました。

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2012年12月16日

絶望した!

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開票速報が始まってすぐ、妙な火照りと脱力感を覚えました。
投票→3決→ロボコン→THE MANZAI→決勝→THE MANZAI→決勝の慌しさもありましたが。
なんですかこの自民党の圧勝って。
選挙区ひとつにつき当選者が一人しか出ない小選挙区制のせいもあるようですが。
民主がダメなら自民って選択はなんなんですかこれは。
民主党の失策に見えた数々の問題は、その種を蒔いたのは過去の自民党政権だったはず。
このままだったら問題の芽が生えるのわかってて、それをほったらかしといて。
刈り取るのを先送り先送りにして、たまたま問題になったのが民主党政権の時期だったんで。
自民党政権だったら震災対応がちゃんとできたとはとても思えません。
おまけに震災対応を、反対反対協議拒否で邪魔したでしょ自民党は。

もっとガックリきたのが、投票率の低下。
民主でも自民(+公明党)でもなきゃそれでいいくらいに思ってたのに。
そう思った人は投票もしなかった、投げちゃったと。
単独過半数でなきゃ、外から睨みを利かせる勢力になったのに。
そう考える頭もなかったらしいです、日本の有権者の約半分は。
ほんの1年半ほど前の自分たちのあの思いを、もう忘れてしまったんでしょうか?
そんなに記憶力ないんですか日本人は。

コミュニケーションが充分できる英語力があれば、他の国に移住したい。
もうそれくらいガックリきました。
自分を律したり動かしたりしてた意志の力が、なんかもうどうでもいいやぁってな感じです。
これからは誰かのためとか世の中のためとか大局的な視点とか送り手側の事情とか考えずに。
萌え〜☆ミとかワロタとか自分がどう思うかだけ発信して、てきとーに生きていきそうな気がします。
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2012年06月29日

国会議事堂前

首相官邸前で毎週金曜に実施されているデモを見てきました。
1時間ほども歩き続けるのはムリですが、しばらく沿道で見ていることはできます。
先週は主催者発表で4万人も参加したのに、ニュースで伝えたのはテレビ朝日だけ。
公共放送のNHKさえまったく取り上げていませんでした。
マスコミが伝えてくれないなら、自分が少しでも伝えてみよう。
そう思って、特にプラカードなど用意せずに都営バス停の国会議事堂前へ。
生活保護受給者がもらえる都営交通パスが使えるので、交通費も無料です。

夕方6時からの予定でしたが、到着した5時半には国会前でスピーチが行われていました。

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ケータイで初めて動画も撮ってみました。
デモが通るのと反対側の歩道の縁から。



デモは車道をはさんで向こう側で、背後の歩道は基本的には見物人。
しかし「再稼働反対!」などのシュプレッヒコールは、次第に背後からも聞こえてきます。



上空にはヘリが、一度に4機飛んでいるのが確認できました。
TBSの中継車もありました。
国会の敷地内には日テレの中継車の姿もあったので、その気になればすぐ撮影できるでしょう。
思い思いのプラカードがあった中で面白かったのは、白地に黒のゴシックで「再稼働バカ?」でした。

やはり脚に限界が来たので、7時前には都バスで帰路へ。
9時前に帰宅しNHKのニュースを見ると、デモの模様を流していました。
テロップでは「3月下旬から毎週」、つまり今まで知ってて放送してなかったんですね、いけずな。
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2012年02月18日

再会

飲み会。
今日の主賓は仙台の隣、名取市から来ています。
数年ぶりの再会です。

去年の3月11日、本人も家族も名取市にいました。
その頃の住まいは海にも、あの黒い津波がさかのぼった名取川にも近い場所でした。
ニュースでも閖上とか、聞かされていた地名がよく出ていて、被災しているのは明白でした。
避難した先は仙台空港で、みやげ物店の萩の月などで空腹をしのいでいたそうです。
旦那さんと長男と次男は助かりましたが、身内のうち2人がまだ行方不明だそうです。

知り合ったのは、同じある漫画家のファンだという縁。
ファンのサイトを通じてチャットなどで連絡を取り合い、やがてオフ会で対面しました。
私は会場の東京にいましたが、彼女ははるばる宮城県からの参加でした。
以来、上京して夜明けまで飲んでカラオケしてという機会を数回経て。
初対面から10年以上、今日の飲み会もその同じファンの集まり。
年明けにようやくネット環境が整い、連絡がとりやすくなって、今日の会となったのでした。
先日のヒトカラも今日のための準備、当時の写真も何枚か持参しました。
チャットのサイトの管理人は、iPadに昔の画像をいっぱい入れて持ってきました。
本人が持っていた写真のほとんどは、やはり波をかぶって表面が劣化してしまったそうです。

会が始まると、みんないろいろ手助けしていた事実を聞きます。
食べるものや、彼女の家族それぞれの着るものなど手分けして集めたり。
まだ宅配便などが送れないうちに、輸送手段を人づてに確保したり。
ブラジャーはすごい上げ底で、旦那さんと話の種になったそうです。
子ども用下着は蛍光部分があり、夜の避難所で目立ったそうです。
少しフォーマルな感じの服は、葬式や次男の卒園式などで重宝したそうです。
ハリー・ポッターの本や学習ドリルも役立ったそうです。
翻って個人口座に1回送金したきりの私、申し訳ないです。

もちろん彼女からも、新たな事実。
本当なら2週間後に内村航平が宮城に来る予定で、器械体操をしている長男が楽しみにしてたこと。
その長男の通ってた小学校が、校舎は使えるので新年度から再開されること。
(以前と同じ場所に住んでいない、住めない生徒もけっこういるのに)
自宅と実家は基礎だけ残してなくなったこと。
自宅が元あった場所には、復興計画は未確定ながら、家を建てられないこと。
でも数年後に家を再建する頭金のために、月に数万円ずつ貯金していること。

地元だけでなく離れた場所に知り合いを作っていたことが少しだけ、幸運に働いたのでしょう。
それは単なるラッキーではなく、本人の行動力の賜物ですが。
集まったメンツには、実際に会うのは初めてという顔もいくつかあったようです。
彼女は何度も泣きそうになっていました。

出席者は40代が中心。
朝までコースでは体力が続かず、カラオケもなく11時頃で解散となりました。
そこは残念でしたが、私の身体も限界だったっぽいです。
帰りの地下鉄ではいつもと違う、右膝あたりの痛みがかなりありました。
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2012年02月09日

ハイカラ

反でも脱でもいいんですが。
前々から考えていた“廃原発カラオケ”略してハイカラをしてきました。

原発のことが歌われている曲。
原発、原子力、核、原爆などの単語が批判的に使われている曲。
そんな歌で自分が歌えるものを、前もってピックアップしていました。
●佐野元春『警告どおり計画どおり』
●RCサクセション『ラヴ・ミー・テンダー』『サマータイム・ブルース』
●THE BLUE HEARTS『チェルノブイリ』『僕はここに立っているよ』
●JAGATARA『ゴーグル、それをしろ』
●ザ・タイマーズ『争いの河』
●尾崎豊『核(CORE)』
●井上陽水『最後のニュース』
●斉藤和義『ずっと好きだった』
『ずっと好きだった』はもちろん『ずっとウソだった』に変えて。
カラオケで歌えば、こういう歌を作ってくれた人に少しだけど著作権料が入ります。
ちょっとした投げ銭行為です。
でもこんな歌ばっかり歌うには、独りで行くしかないなと思っていました。

昼を過ぎてようやく目が覚める日が続いていましたが、今日は午前中に起きられました。
平日昼の料金が安い時間帯に間に合います。
来週にはカラオケ好きの知り合いと数年ぶりに会う予定です。
その日のための練習も、しておきたいと思っていました。
カラオケ機で『ずっとウソだった』の歌詞が出てくるわけないので、そっちの歌詞をプリントアウト。
http://blog.310326.com/2011/04/daichiazuma.html
曲目リストと一緒に持って、自宅を出ました。

昼間の室料は30分10円(ドリンクの別オーダーが必要)、2時間の使用を申し込みました。
上記リストに加えてランキンタクシーの『さよなら好きになったヒト』『どうだDJ』も。
『誰にも見えない、匂いもない』がカラオケ機に入ってないのでその代わりです。
『最後のニュース』はフレーズの最初で引っかかると、とてつもなく歌いにくいです。

リストの曲をひととおり歌って、来週用の歌を練習します。
最近よく聴いているRADWIMPSから『有心論』。
知り合いがたぶんよく知っている樋口了一『1/6の夢旅人』。
笑いをとるためのクリスタルキング『大都会』とX『紅』、など2時間で計21曲。
最高得点がほとんど裏声の『紅』だったのはビックリでした。

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帰るときには曲目リストと『ずっとウソだった』の歌詞を、わざと置き忘れてきました。
このハイカラ、冬のうちもう1回くらいやってみたいです。
今度は↓のamazarashiの曲など、新しい歌を覚えて。
http://www.amazarashi.com/top.html

そんなことをして自宅に帰り、都民投票のブログを見ると。
今日がリミットの署名を、日付が替わる24時まで街頭で集めている人たちがいました。
http://tomintohyo.blog.fc2.com/blog-entry-184.html
ちょっと申し訳ないです。
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2012年01月31日

提出

署名を提出しました。
収集期限は2月9日ですが、集計の都合などがあり1月末には提出してほしいと言われていました。
郵送でもいいのですが、せっかくだからと事務局まで届けてきました。
先日のシンポジウムでも「気軽に来て」と言われていたので。

家を出て、また戸別訪問して署名欄を10人ぶんすべて埋めて、そのまま都バスに。
(10筆ぜんぶ同じ町内だけで集まりました)
都営地下鉄に乗り換え、例によっての都営交通パスで無料のルートを使い赤坂へ。
事務局は赤坂7丁目の、少し古めのマンションの一室にありました。
最初は「赤坂なんていいとこにあるな」と思ってましたが。
中に入ると、広さもあまりなく、もしやここ借りるのって安い?と。

室内にはスタッフが数人。
署名を渡して「何か手伝うことないですか?」と、そのままボランティア作業に。
記入前の署名簿に必要事項を書き添える。
受任者に署名簿を発送する。
届いた署名を市区町村ごとに仕分ける。
署名と受任者を照会する。
記入必要事項のチェックをする。
他にもメールや電話の対応など、やることはいくらでもあるようです。
電話はほぼ切れ目なしに入ってきます。
平日の午後だからなのもあるでしょうが、人手はどう見ても足りません。
何をどう手伝えばいいか、指示する側さえ不足しているようです。

差し入れのお菓子をいただいたりしながら作業していると。
街頭で署名を集めていたスタッフ数名が帰ってきます。
ほとんどは私より若く、20代ばかりじゃないかと見えます。
夜9時前まで手伝い、そろそろ食事しないと低血糖に…と感じたところで帰宅しました。

事務局の壁には、新聞記事のコピーなどいろいろ貼られています。
その中には署名数の合計も。
前日から1万筆も増えていました。
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2012年01月29日

戸別

せっかく受任者というものになったんだし、原発都民投票の署名集めをしてみました。
街頭で呼びかけるのは自分にはちょっとできないので、近所を一軒一軒、戸別訪問することにしました。

呼び鈴を押しても出てこないのが約半数。
すべてが留守ではないでしょうが、都会暮らしではそれもまぁしかたないことです。
中には「そんなワケわかんないもんには署名できない」とか。
「初対面で署名なんかできるわけないでしょう」とか。
「必要だと思ったら自分からそういうことしますから、今はちょっと」とか。
断られることも当然ありました。
けれど日曜夕方のたった1時間半ほどで、老若男女問わず7人の署名が集まりました。
一通の署名簿に書き込めるのは10人まで、上出来でしょう。

「署名ってしてもムダじゃないですか?」と反論する人もいました。
「じゃあ選挙とかで原発反対って意志が反映されるかっていうと、そうでもないでしょう」と答えました。
これは先日、大阪市で署名集めをした今井一さんが話していたことで。
たとえば衆院東京1区選出の現職議員は、民主党の海江田万里前経済産業大臣。
その前に当選したのは当時自民党にいた与謝野馨。
もし個人的に原発反対に心変わりしたとしても「党は推進だから」となる可能性のほうが大です。
それよりは、まだ署名のほうが民意ってものを示せます。
そこまでは話しませんでしたが、結局この男性は署名してくれました。

「東京じゃ関係ないだろうが」と頭ごなしに言ってきたじいさんもいました。
その家の明かりを指差して「電気使ってるじゃないですか」と言ってあげました。
「東京電力1社が独占して作ってる電気使ってますよね」と。
そう言ったら「わかんないよそんなの」と、それっきり思考停止になりました。
「東京都は東電の大株主でもありますけど?」と言ってあげようとも思っていましたが。
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2012年01月27日

ランキン

昨日は美術館に行ったので、今日は自宅でおとなしくしてるつもりでしたが。
早稲田大学で原発関連のシンポジウムがあるのを見つけて、急遽出かけました。
無料&ランキンタクシーのライブがあるというのが主な理由です。

700人以上入れる大教室に着くと、もう山本太郎さんの話が始まっていました。
その後は大阪市で署名を集めた今井一さん、元国立市長の上原公子さんなどによる対談。
しかし、少し会場との温度差があったようです。
壇上の出席者が話すのは、主に住民投票にかける思いや理念のこと。
それに対し教室のあちこちから質問の手が挙がります。
質問の内容の中心は、どうやったら原発廃止できるか、効率よく署名が集まるかなどの具体的なこと。
「ライブなんかいいから質問の時間増やせよ!」との声まで上がります。

仲代奈緒さんの歌に続きランキンとライブは始まりましたが、どちらもちょっとやりにくそうです。
久しぶりに見たランキンは、だいぶ腹が出ていました。
披露された『誰にも見えない、匂いもない』は、22年前に聴いたときとは歌詞が変わっていました。



会場の音響のせいもあり、少し消化不良です。
今度カラオケで歌おうかと帰ってから検索してみましたが、さすがにありませんでした。
でもランキンの曲があること自体ビックリ。
歌えばランキンに著作権料が入るでしょうから、近いうち『さよなら好きになったヒト』でも歌おうかと。
http://karatetsu.jp/pc/artist/15438.html

ついでに↓私がその場にいたFrying Dutchmanの屋外ライブの模様。


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2012年01月15日

会議

こんな会議に「出席」してきました。
http://npfree.jp/
セレモニー的なものは興味なかったので、チケットは閉会イベントに行けない最安1日券を前売購入。
調べたら横浜駅からパシフィコ横浜まで片道100円のバスがあり、それを障害者割引で半額利用。
けっこう節約しました。

10時半頃に入場。
44ページ全文英和併記のプログラムと再入場用紙製リストバンドをもらい、まずは会場をひと回り。
1階から4階まで使ったトークや上映や展示やライブは、グルッと見ていくだけでも大変です。
どんどん渡されていくチラシ類は、週刊誌ほどの厚さになりました。
署名やアンケートも、内容を見定めながらいくつか。
(リニア新幹線反対署名はその場では賛成しかねました)
けっこう子ども連れも多く、託児所や、親子でないと入れない部屋もあります。
フリーペーパーは小学生くらいの男の子からもらいました。
いろいろ販売もされている中、節約節約と粘ってみましたが。
まだ今年のが家になかったな、と脱原発カレンダー1000円だけは買いました。

12時近くになって、最初のトークイベントに参加してみました。
『だれでも好きな電気を選べるスウェーデン』
引越しして電気を使うとき、電力小売会社と家まで電力を送る会社、2つの契約を結ぶスウェーデン。
その実情を、国内第2の都市ヨーテボリに移住した日本人男性と、スウェーデン人女性が語ります。

現地では発電する会社、送電する会社、家へ電気を送る配電会社、電力小売会社があるそうです。
東京なら東京電力が独占して行なっているこれら業務に、4種の会社が関わっています。
(それぞれの会社には国や自治体が経営する公社も含まれます)
発電会社が発電する電力は電力卸売市場という所で電力小売会社に買い取られます。
電力小売会社は国内に120ほどあり、発電方法や発電所の場所や価格に応じて電力を買います。
小売会社は消費者に、いくつか発電メニューを用意して電力を販売します。
「100%風力」「100%自然エネルギー」「100%地元発電所」「発電方法おまかせで」など。
それぞれ価格も異なり、これらはkakaku.comに似たようなサイトで簡単に比較できます。

電力卸売市場は国際市場で、地続きのノルウェーやフィンランド、近くのデンマークやドイツも参入。
それができるのは国際送電網があるためで、最近はオランダも海底ケーブルでつながったそうです。
実は国際取引が始まってから、スウェーデンの電力価格は上がったとのこと。
理由は発電コストの高いドイツが参入し、そことの価格均衡が次第に進んだからのようです。
そのうえエネルギー税が課され、さらに消費税25%が二重課税。
それでも独身世帯で電気代は月3000円ほどだそうです。
送電会社は送電量の5%の発電ができる発電設備を、予備電源として持っています。
事故の発生や天候による発電量の低下もこれで安心です。

“会議”らしく、トークの初めと終わりでは隣席どうしで話し合う時間がとられます。
隣にいた男性から「地熱発電の話が一切出なかったけど、実際どうなってるんでしょうね?」。
私も知りたいと思い、トークが終わってから登壇の女性に尋ねてみました。
答えは「地熱は暖房には使うけれど、発電にはあまり使っていない」とのことでした。

その後はルパン三世エンディング『ラブ・スコール』を歌った女性ハワイアン歌手サンディーのライブ。
それからまた移動して、ぜひ知りたかったこのテーマ。
『日本のメディアはなぜ事実を伝えないのか?』
ところがもう席はいっぱい。
立ち見や床に直座りでは脚が堪えられそうにないのでライブステージに再移動。
シアターブルックのボーカル佐藤タイジのライブをちょっと観た後、1階から4階まで巡回します。
展示ブースのエリア、ちょっと見覚えのあるピンクのスーツの女性とすれ違います。
現社民党委員長の福島瑞穂でした。

さて、3時半からはこちらのトークイベント。
『みんなで止める!玄海原発−市民訴訟のこれまで・これから−』
メールやら質問やらのやらせが好きな九州電力。
その九電のお得意さんである地元建設業者の元役員で、今でも大株主である玄海町長。
両者が癒着という名のタッグを組んで日本初のプルサーマル発電を始めたのが玄海原発です。
その運転差し止め訴訟を起こしたご本人が、活動の経過を話します。

驚いたのは、玄海原発3号機で脆性遷移温度が98℃になっているということ。
初めて聞く単語でしたが脆性遷移温度とは、物体が急にもろくなる境目の温度のこと。
原子炉は運転し続けると、放射線の影響でこの温度がだんだん上がっていきます。
つまり玄海原発3号機は、緊急に冷却したりして98℃以下になると、壊れる可能性が高いと。

住民投票の請求の話も興味深いものでした。
地方自治法に定められた数の署名を議会に提出したけれど、住民投票は行なわれませんでした。
町議会が却下したそうで、理由は「せっかく議会があるんだし、議会で話し合って決めるから」。
「一般住民にそんなの判断できないでしょ」。
議会の議員数は40、うち与党32人ほどが反対したんだそうで。

その後は制服向上委員会のライブを観たりして、18時からこのイベント。
『【特別セッション】国会議員フォーラム』
同時通訳機なんてものを初めて使いました。
通訳者によっては、韓国の地名などが出てくるとずいぶん間が空いたりしましたが。

会場に来た国会議員は5人で、自民党の河野太郎はビデオ出演だけなのが残念。
しかもみんな話が長いこと。
最初の挨拶と2回くらいの発言だけで時間がなくなり、議論にもなりませんでした。

ポスター展で、当たり前のように波力・潮力発電に触れたのがいくつか見つけました。
再生可能エネルギーっていうと太陽光と風力と地熱しか言わない国会議員やメディアよりも。
ずっと一般人のほうが正しい知識を持ってるみたいです。

特に気に入ったのがこのボケ&ツッコミシリーズ。
http://nonukeart.org/post/6683356644/genpatsu
http://www.nonukearts.com/img/71_mskmn.jpg
「電力が足りなくなる」「電気代が高くなる」「二酸化炭素を削減できる」…。
そんなボケ妄言にしっかり対応してるのがいいところですが。
政府や東電の言い分がバカバカしいお笑いレベルだとか。
原発を考えるなんてのはもう庶民で考えなきゃいけない段階だとか。
そんなことをひと目でわからせてくれる象徴的な作品でした。
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2012年01月09日

国民投票

制服向上委員会の無料ライブにつられて、こんなイベントに行ってきました。
http://tomintohyo.blog.fc2.com/blog-category-14.html

署名ついでに「受任者」というものにもなってきました。
「国民」投票を求める署名は誰でも、ネットでも集められますが、「都民」投票は違います。
都民投票の署名は、地方自治法に定められた「直接請求」のためのもの。
署名ができるのは東京都民の有権者だけで、署名集めも市区町村ごとに行なわなければなりません。
さらに署名を集められるのも、市区町村ごとに任せられた受任者しかできません。
たとえば港区に住んでる人は、港区に住んでる受任者のところでしか署名できないわけです。
署名の内容も、住所・氏名・生年月日を自筆で記入、押印も必要になっています(拇印もOK)。
http://kokumintohyo.com/archives/2804
もらってきた署名用紙には、記入欄の他に代表者の氏名が。
宮台真司氏や山本太郎氏や千葉麗子氏などの名前が並んでいます。

イベントの主な内容は、スウェーデンで行なわれた原発政策の国民投票の紹介とトーク。
国民投票の期間には街頭に、有権者に訴えるための掘っ立て小屋ができるそうです。
東京で例えればハチ公前のような立地だそうです。
デモも行なわれ、ストックホルム市内のスタジアムがいっぱいになっている様子が映されました。
選択肢はYES/NOではなく、「エネルギー確保優先」「数年で全廃」「その中間」みたいな3つ。
(ただし最も推進させる意見でも、原子炉の耐用年数は25年としていたそうで)
それぞれにポスターやきれいなロゴマークが作られていました。

これを聴いて思い出したのが、去年NHKで放送された『地球イチバン』のロラン島の回。
デンマークにあるこの島は、世界で最も風力発電が利用されている地域だそうです。
http://www.nhk.or.jp/ichiban/history/h2/index.html

この島ではオイルショック直後、原発建設の計画が持ち上がりました。
海に囲まれ冷却水は豊富、しかも地場産業の造船業が衰退していて雇用確保にも打ってつけ。
しかし住民から「ちょっと待って、私たちにも考える時間をちょうだい」との声が上がりました。
そこで政府は委員会を作り、住民との調整に乗り出します。
ところがここで、偉かったのが任命された委員長。
元々は建設推進のために作られた委員会なのに、本当に国民に考える期間と情報を与えました。
期間は3年間、いろいろなパンフレットも作られ、そこには賛成派と反対派の意見を併記しました。
ページを半分に分け、右に反対派、左に推進派、文章の量もほぼ同じです。
このせいで委員長は2年で役を降ろされ、1年前倒しでの国民投票となりますが、結果は原発建設中止。
スウェーデンは原発のない国に。
もちろん代替エネルギーの必要はあり、そこで風力発電が推進されました。
なぜかこの辺の説明はNHK公式サイトにはないので、番組ほぼ全部を観られる↓以下のリンクで。
(だいたい開始15分くらいから)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/360.html
ゲストのチバレイさんは「NHKや新聞なんか信じちゃダメ」とか言ってましたが。
たまにはこんな情報もくれるんです。

さて、ライブ。
まず制服向上委員会の元メンバー橋本美香さんのギター弾き語りによる『原発さえなければ』。
続いて制服向上委員会が『ダッ!ダッ!脱・原発の歌』と、野田首相をディスったもう1曲。
(「ディスる」の意味がわからない方は検索をどうぞ)
さらにはNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーによるラップ。
それぞれに客席から掛け声がかかるのが驚きでしたが。
なんというか、アイドル楽曲と原発って合わないな、と。

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ま、買いましたけども(サイン入り)。
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2011年12月19日

婿

時々、こんなものを読んでいます。
農家の婿のブログ
http://ameblo.jp/noukanomuko/

福島で農業をやっている(やっていた?)男性が書いています。
更新は頻繁ではありませんが、ここでしか目にできないような事実があります。
福島産の農産物を買っても福島の農家を助けることにならない、とか。

読むと、じゃあ自分はどうしたらいい?と悩むこともありますが。
これを多くの人に伝えることだけは正しいと思えます。
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2011年12月16日

ACC

CMフェスティバル入賞作品発表会に行ってきました。
ACCという団体が主催する、日本最大のCM賞です。
「未来は今年を忘れない」というコピーを掲げ、震災後を意識した今年の審査。
募集期間も例年より3ヵ月延長、今年9月末までに初オンエアされたCMが対象とされました。
おおなるほどそれなら、と震災に関係するCMがどれだけあるか数えてみました。

ブロンズ賞以上の入賞作のうち、テレビCMでは以下の5本。
●『見上げてごらん夜の星を』『上を向いて歩こう』を数人が歌い継ぐサントリーのシリーズ(ゴールド)
●3月11日に被災地で生まれた子どもたちを映した日本ユニセフ協会の120秒CM(シルバー)
●嵐の二宮和也が画面に向かって「買い物が日本の力になる」と語りかけるJCBのCM(ブロンズ)
●魚網からミサンガを作る漁村の様子を映した、三陸に仕事を!プロジェクトの120秒CM(ブロンズ)
●「節電の夏」のセリフが出てくる、ソフトバンク白戸家の福井一乗谷の150秒CM(ブロンズ)
ラジオCMでは以下の2本。
●新潟のコミュニティFM計10局による震災復興キャンペーン60秒シリーズ(審査委員特別賞)
●演歌歌手の語りかけと歌による、資生堂の被災地向けシリーズ(ゴールド)
複数メディアでのキャンペーン全体を評価するマーケティングエフェクティブネス部門は以下の3本。
●電通と電通東日本が手がけた東北六魂祭PRキャンペーン(審査委員特別賞)
●テレビCMでも入賞してた、三陸に仕事を!プロジェクト(審査委員特別賞)
●代理店は博報堂、CM制作会社はTYO、防衛省の自衛官募集キャンペーン(審査委員特別賞)

全入賞作はテレビ55、ラジオ23、マーケティングエフェクティブネス7。
それぞれ5/55、2/23、3/7。
テレビとラジオはほぼ10分の1、これは少ないような。
さらに応募総数なら5/1623、2/663、3/55。
あれだけ日本経済を揺るがした節電に至っては、ソフトバンクがちょっと触れただけ。
やっぱり今の広告制作者って○○で××で△△で□□な人しかいないんですね。
ほんと、広告業界ってつまらなくてくだらないもんになりましたね。

テレビCMグランプリになった3月12日九州新幹線全線開業のCMを初めて見ました。
ネットでそうとう話題になってたそうですけれど、そこまでのもんですか?
それより私、三陸に仕事を!で使われた曲『歩きましょう』を自分が知らなかったことに驚きました。
平日も土日も祝日も、昼から夜までずっとテレビ観てるこの私が。
http://ria-lism.com/kirikiri-genki/theme.html
つまり、このCMが首都圏で流れてない。
それどころかニュースとかの番組でも、プロジェクトやこの歌が取り上げられてない、と。
やっぱりテレビ業界にも○○で××で△△で□□な人しかいないんですかね。

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会場近くの大手町の並木道は、客待ちのタクシーに降り積もるほどの桜ならぬ銀杏吹雪でした。
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2011年09月24日

洗い

写真を洗いに行ってきました。
東日本大震災の被災地で見つかったアルバムなどを、洗浄して持ち主に返そうという活動です。
ボランティア団体と富士フイルムが主催していて、もちろん私も無償奉仕です。
現地に行っての瓦礫の撤去など肉体労働ができない私には、とてもありがたい企画です。
仕事してないしできないしでヒマですし。

メールで応募して向かったのは、秋葉原や上野からも近いギャラリー。
都営地下鉄の駅を出て歩いていくと、浮浪者やメイド服の人とすれ違います。
建物は、以前は中学校の校舎として使われていた所。
全体の外観や廊下などいかにもな感じです。
教室それぞれがギャラリーとして使われています。
会場はその地下の一室。
手術にも使えそうなポリエチレンの手袋とマスクを支給され、装着して準備完了です。

段ボール箱に入った泥だらけのアルバムの束を、まずページごとに分解。
そこから写真を慎重に剥がし、水槽に入れて指の腹や筆で泥を優しく擦り落としていきます。
泥を落とす過程で、黄色や赤に変色した部分もどんどん溶け落ちていきます。
これは写真表面のゼラチン質が、水中や土中のバクテリアに分解された結果とのこと。
変色箇所は残しておいてもすぐに変質してしまうので、落としたほうが長持ちするそうです。
人物や特徴的な建物など元の持ち主がわかりそうな部分はなるべく残しながら、洗っていきます。
台紙数枚ぶんを洗うと、水槽はすぐに真っ黒になります。

洗う前は何が写っているか判別できるけど、洗ったら消えてしまいそうな場合。
このケースは洗う前に、デジカメで写真そのものを撮影しておきます。
撮ったものは横に置かれた写真サイズの熱転写プリンタで出力。
これでプリントすると、まるでそれ自体が写真のように見えます。
アルバムの保護フィルムを剥がすと、写ったものがそっちに移ってしまい、元の写真には残らない。
そんなものがけっこう多く、保護フィルムをつけてデジカメ撮影、その後に剥がして洗います。

洗う前の段階で、もうドロドロになっていて何が写っているかわからない場合。
それでも一枚ごとに泥を落として洗っていきます。
画像がほとんどなくなり真っ白になっても、そのまま捨てたりせず、段ボール箱に保管します。
これらは後で、ある寺が供養してくれるのだそうです。

写真の裏に手書きのメモなどがあることも多く、アルバム台紙の糊も丹念に擦り落としていきます。
写真の他にもアルバムの表紙、台紙にある添え書き、しおりなど同封された紙類。
持ち主が捜す手がかりになりそうなものも、泥を刷毛などで払い落とします。
撮影した日付や、写った子どもの名前や年齢など、細かく書いている人がけっこういます。
アルバムはダメになるかわり、構成しているパーツはできる限り救出します。

洗い終わった写真は、部屋の後方に立てかけられたネットに洗濯バサミで吊るし乾燥。
手前では大型の扇風機が首を振っています。
アルバムごとにまとめた管理票が2枚つけられ、他のアルバムと交ざらないようになっています。
管理票には洗った日付、作業した班、アルバムの整理番号を記入。
子どもの成長記録など概要、メモの内容など捜す手がかりになりそうな特徴も記します。

水槽の水換えを除けば重労働はありません。
ほとんどの作業は椅子に座ったままできます。
ただしカビ臭かったりといった悪臭は少しします。
病原菌や重金属などが付着している可能性もあるので、手袋とマスクは必須です。
作業後は手洗いとうがいもするよう言われました。
また上半身は濡れたり、多少汚れたりします。

この洗浄ボランティアは、10月も募集しているそうです。
http://www.3331.jp/schedule/001194.html
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2011年07月11日

批評

かつてあった月刊誌『広告批評』は、よく反原発特集を組んでいました。
広瀬隆の名もこの特集で知りました。
政府広報や、電力会社が組織する電気事業連合会の新聞広告を取り上げていました。
できれば今、たくさんの人に見てもらいたいな、と思っていたのですが。
当の初代編集長の天野祐吉さんが、ご自身のブログに載せていました。
http://amano.blog.so-net.ne.jp/2011-07-11

この中にある「漁業の石油を確保するためにも…」の広告について。
ブログ記事の最後のほうに名前の出てくる、高木仁三郎さんによる解説はこんな感じでした。
  漁船の燃料は主に軽油かA重油。
  火力発電に使われるのはC重油で、異なるもの。
  それぞれの成分は、原油を精製すれば一定割合で生産される。
  だから省エネや原子力発電で石油の消費を浮かせても、漁業の石油の確保にはつながらない。
「ウソを通りこしてサギですね」みたいなコメントもあったように記憶しています。

電力会社みたいな大きな企業でも、ウソをウソだとわかってて広めたりするんだなと思いました。
自宅のどこかに掲載誌があるはずなので、探して読み返してみたいです。
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2011年06月04日

JRの車内が寒いです。
特に東海道線。
富士川以西ならまだしも、東京電力管内を走っているときでも冷房効かせすぎです。
気温が高いといっても真夏日にもなっていないのに。
「冷房を控えております」とかアナウンスして扇風機だけにすればいいのに。
7月8月の予行演習を今のうちにしておくべきかと。
昔、山手線大塚駅近くの東京電力の支社に行ったときのことを思い出しました。
トイレの暖房便座が火傷しそうに熱かったのを。

というわけで、ゆっくり鈍行で帰省して、翌日はヤマハスタジアムです。
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2011年06月02日

CO2

今日のNHK『爆笑問題のニッポンの教養』「間違いだらけのエネルギー選び」でも否定されなかったのですが。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20110602.html
それでも原発をなくせないと日本人が考える理由“原発は地球温暖化を防止する”について。
どうもこれは間違いで、温暖化対策にならない、むしろ温暖化を促進するらしいのです。

原発は発電時に二酸化炭素を出さない、その一点だけは本当のようです。
でもCO2出さない=温暖化を防ぐ、ではありません。
原発が温暖化を加速させる要因は、温排水。
原発は核分裂で出る熱で水を沸かし、その蒸気で発電タービンを回して電気を起こすわけですが。
出た熱のすべてが電気に変わるわけではありません。
ほぼ3分の2は電気にならず、ムダに温排水として海に捨てられます。
(排水といっても原子炉内部を通った水ではなく、放射性物質が入ってるわけじゃありません)

この温排水がまず海の温度を上げますが。
それ以上に問題なのが、暖まったせいで海からCO2が出ていくことです。
海水中に含まれるCO2の量は現在、大気中にある量の約48倍にもなるのだそうです。
海が年間で吸収するCO2は人間が放出する量の約3割、植物より3倍も吸ってくれているそうです。
ところが海水温が1℃上がると、せっかく吸収したうち2%がシュワシュワ〜ッと出ていってしまうそうです。
ここから計算すると、国内の原発により放出されるCO2は日本のCO2総排出量の1.15%になるそうです。
チーム・マイナス6%とか言ってるならまず原発止めろってなりそうな気がします。
http://actio.gr.jp/2008/09/29101109.html

これが本当なら、原発を動かす理由がもうないように思いますけど。
こういうことをちゃんと伝えてくれているマスメディアはあるのか?
この説が間違いならちゃんと正してくれるマスメディアは?
そこがいちばんの問題のように思えます。
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2011年05月30日

グリコ

アウスタで買ってきたグリコ製品詰合せ。
入場時にもらった日清チキンラーメンとグリコキスミント。
食べようかどうしようか迷っています。

被災地の物流もだいぶ回復し、カネさえ出せば必要なものは手に入る状態だと思っていました。
生活保護を受けていて、身体を使ったボランティアもできない自分が手助けできることはない、と。
ところが、そうでもないらしいです。
http://blog.livedoor.jp/vegakita12/archives/52699702.html
http://07.xmbs.jp/realeye/

詰合せグリコを、大きな外箱だけ開けてみましたが。
おまけ付きキャラメルなど菓子類だけでなく『毎日果実』などの栄養補助食品も入っています。
自宅には他に、少しばかりのレトルトカレーやカップ麺、知人からもらった乾麺もあります。
未開封のボックスティッシュも1箱あります。
夏用の帽子もいくつかあります。
家じゅうからかき集めれば折りたたみ傘に、何本かのボールペンも出てくるでしょう。
ジュビロポンチョを買ったから、もうレインコートも不要かもしれません。
http://07.xmbs.jp/realeye-263022-ch.php?guid=on

いつも肩掛け鞄を持ち歩いていますが、詰合せグリコは入らなかったので手で持ち帰ってきました。
それから今日まで、腕が時々キッ、キッと痛みます。
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2011年05月12日

賠償

広瀬隆の『原子炉時限爆弾』という本を読んでいます。
本屋に立ち寄ったら平積みされた最後の1冊を見つけ、その場で買いました。
20年くらい前に『危険な話』を読んで以来。
あの人は今?くらいに思っていたら、新刊を出していました。
初版は去年の8月、今年3月30日付で増刷されています。
しかし加筆修正はなく、4月号が3月中に発売される出版界、今回の事故を受けての増刷かは不明です。

さて、賠償をどうするかの議論が続いていますが。
『原子炉時限爆弾』のごく最初のほう、“序章”のP18に、これについての驚く話があります。
この本以外のソースも確かめてみました。
http://www.jaif.or.jp/ja/seisaku/genbai/genbaihou_series14.html
このページ↑最後のほうに、こう書かれています。
1事故当たり最大1200億円の原子力賠償責任保険の引受を行うとともに

事故一件につき、電力会社は1200億円までしか賠償責任を負わないよ、と。
また『原子力災害の賠償に関する法律』にはこうあります。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36HO147.html

第七条  損害賠償措置は、次条の規定の適用がある場合を除き、原子力損害賠償責任保険契約及び原子力損害賠償補償契約の締結若しくは供託であつて、その措置により、一工場若しくは一事業所当たり若しくは一原子力船当たり千二百億円(政令で定める原子炉の運転等については、千二百億円以内で政令で定める金額とする。以下「賠償措置額」という。)を原子力損害の賠償に充てることができるものとして文部科学大臣の承認を受けたもの又はこれらに相当する措置であつて文部科学大臣の承認を受けたものとする。

保険かけてたら、原発一ヶ所につき1200億円までそれで払っていいよ、と。
たとえば10万人で割ったら、一人当たりたった120万円です。

では1200億円を超えたぶんは?
これも同じ法律に書かれています。
第十六条  政府は、原子力損害が生じた場合において、原子力事業者(外国原子力船に係る原子力事業者を除く。)が第三条の規定により損害を賠償する責めに任ずべき額が賠償措置額をこえ、かつ、この法律の目的を達成するため必要があると認めるときは、原子力事業者に対し、原子力事業者が損害を賠償するために必要な援助を行なうものとする。

つまり1200億を超えたら政府=国が税金で援助しなさいよ、と。

こうやって法律で定められてることとか、ちゃんとテレビも報道しなさいよ。
第十六条の2には、援助は国会の議決で認められた範囲で、とも書かれています。
んでもって国会がちゃんと機能してるか監視もしてくださいよ、各テレビ局。

『原子炉時限爆弾』には他にも驚く記述があるので、読み進めてからまた取り上げます。
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2011年04月20日

円/kW

昨日くらいから、テレビが福島以外の原発のことを扱い始めています。
19日昼の『ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)では、他の原発の危険性を検証。
浜岡原発は東海地震の想定震源域の真ん中にあることを指摘するなど、全国ネットとしては勇気ある内容でした。
今日20日夜のフジテレビのニュースは、英国のセラフィールド(旧称ウィンズケール)を扱っていました。
佐野元春が歌にしてから23年後、民放テレビが取り上げたのは初めてではないでしょうか。



20日の『ミヤネ屋』は、風力、太陽光、地熱など原発の代替発電法を比較していました。
発電法ごとに“約XX円/kW”と、原発に比べてどれも発電コストがかかるのを問題としていました。
なんだか人の命に値段をつけているようでゾッとしました。

夜には、避難指示だった福島第一原発から20km以内の範囲が立入禁止になると発表されました。
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