2016年04月29日

柏の葉で浦安

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JFL、ブリオベッカ浦安vs.奈良クラブ。
元日本代表の都並敏史氏がテクニカルディレクターを務めるブリオベッカ。
試合前に少しだけ姿が見えました。
スタメンの中にはかつて町田ゼルビアにいた田中貴大の名前もあります。

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会場は浦安市内ではなく柏市の柏の葉公園総合競技場。
建設された当初は柏レイソルのホームになるはずでした。
しかしサポーターの反対から移転計画が消滅した、いわくつきのスタジアムです。
確かに大きくて立派ですが、サッカー専用ではないので臨場感は今ひとつ。
バックスタンド中央に位置する得点表示装置は、電光掲示でなく白っぽい板。
メインスタンド中央、つまり板の正面に座ったのに、得点も時計もよく見えません。
男子トイレは1カ所あたり個室が4つ、うち洋式が1つだけ。
いったいいつの時代の設計だと言わんばかりです。
スタッフに喫煙場所を尋ねたら「ありません」との返事。
通路の隅っこに強風に倒された灰皿が転がっていて、さすがに使用を遠慮しました。

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相手の奈良クラブは開幕から8試合連続勝ちなし。
けれど攻撃に厚みがあり、その迫力はブリオベッカを上回っていました。
実際、先取点を挙げたのは奈良でした。
けれどその後が続きません。
ゴール前に迫る回数は多いものの、ラストパスやクロス、フィニッシュの精度が足りません。
後半に入ってPKで同点に追いつくブリオベッカ。
さらにエースFW竹中が得点し逆転。
2-1でホーム側が勝ちましたが、特に好調というわけではないブリオベッカ。
逆に奈良クラブの不調の原因が浮き彫りになった気がしました。

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無料で乗れる都営交通を使って、行き帰りの交通費をなるべく浮かそうとした結果。
柏からなぜか、東京スカイツリーがド正面で見られる本所吾妻橋を通ることになりました。

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2016年04月20日

アイデンティティ

Shonan BMWスタジアム平塚、湘南ベルマーレvs.ジュビロ磐田。
ナビスコカップグループステージ第4節です。
それにしても寒いです。
平日19時キックオフでバックスタンド自由席はガラガラ。
観客は5千人強しか入っていません。

アウェイのジュビロのメンバーはサブを控えて全員日本人。
ホームのベルマーレも、スタメンは全員日本人です。
両チームとも交代枠は日本人だけで使い切り、純国産対戦となりました。

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それにしても寒いです。
どちらも決め手がなく、ボールはあちらこちらに動き、たまにゴールに近寄るくらい。
ジュビロはスピードがなく、全員守備全員攻撃の走るベルマーレを崩せません。
ベルマーレも時々ジュビロ側のミスパスをカットして攻め込みますが。
どうにもゴールまで迫れません。

試合は0-0で終了。
帰りのシャトルバスの待機列に並び、シャッフルモードのiPodのスイッチを入れると。
♪アイデンティティがない 生まれない らららら♪
流れてきたのはサカナクションの『アイデンティティ』。
今のジュビロのサッカーには、アイデンティティがないのかもしれません。
一応、今シーズンのスローガンに「繋ぐ」を掲げ、パスサッカーを標榜してはいますが。
そんなものはどこのチームも踏まえていて、目新しい志向性ではありません。
得点パターンは、とにかくジェイやアダイウトンにボールを繋ぐことだけ。
何か新機軸を打ち出さないことには、この先は苦戦するでしょう。

チケットもシャトルバスも障害者割引を利用。
バスで割引を申し出るため最後に降りようと待っている私に。
「あの、先に出てもいいですか」と、緑のユニフォームを着た女性サポーター。
こうしたサポーターやスタッフによる声かけが多かったのが、今日の収穫でした。
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2016年03月26日

クラシック

「東京クラシック」と銘打たれた東京ダービー、東京ヴェルディvs町田ゼルビア。
ヴェルディのホーム、味の素スタジアムに乗り込んでのアウェイ戦です。
前売券は買っていませんが、障害者は当日券を前売価格で買えます。

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特別企画として両クラブの歴代ユニフォームが並べられています。
展示の前には人だかり。
しかし観客は、ダービーの割には寂しい入りです。

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ゼルビアは待望のDFカルフィン・ヨンアピンがスタメン、FW鈴木孝司がベンチ入り。
一方ヴェルディは、元ゼルビアにいたMF南とFW平本がスタメン。
昨シーズンのゼルビアの主力だったDF平も控えに入っています。
名前がアナウンスされるたびアウェイ側からも拍手が起こります。

試合は主にゼルビアが攻める展開。
ここまでリーグ戦4得点と好調のFW中島が積極的にシュートを撃ちます。
時々危ない場面もありますが、MFアラン・ピニェイロから効果的なパスを出させません。

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前半途中でFW戸島に替わり、いよいよ孝司の出場です。
なかなかゴールには結びつきませんが、後半ロスタイムに入る直前。
コーナーキックからゴール前で混戦になり、孝司が押し込みました。
そのままロスタイム4分は過ぎ、ゼルビアの勝利となりました。

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試合後は勝利時恒例の、ゴール裏でのラインダンス。
♪町田 町田 俺たちの町田♪の歌が1オクターブ上がりました。
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2015年02月12日

岡崎京子

世田谷文学館で開かれている岡崎京子展に行ってきました。
http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html
『ヘルタースケルター』『pink』『リバーズ・エッジ』などが刊行されている漫画家。
しかし1996年5月以降、新作を一切発表していません。
理由は、飲酒運転の車に轢かれた事故。
以来、2015年になった現在もリハビリを続けています。
私は時々、今でも岡崎京子が健在だったらどんな作品を描くかと思索します。
そしてその喪失の大きさも再認識し、彼女の生涯に思いを巡らせます。
会場の年表を見ると、2010年に小沢健二のライブに行ったとあります。
どれほど回復していたのでしょうか。
そういえば、展覧会のサブタイトルは“戦場のガールズ・ライフ”です。

会場の世田谷文学館は芦花公園駅近く、すぐそばに成城石井もあるハイソな街並みです。
内容は原画を中心に、単行本になっていない雑誌原稿、素人時代の投稿イラストなど多彩。
私も保存している『広告批評』の連載も展示されています。
壁のところどころに漫画のセリフの抜粋が大きく貼り付けられています。
中には小学生の頃のガリ版刷りらしい文集まで。
栴檀は双葉より芳しといった印象の文章です。

映画化された『ヘルタースケルター』の衣装などの展示を抜け、出口。
そこには岡崎京子自身が、視線で操作するコンピュータで書いたというメッセージが。
けれど、この展覧会で最も感動的なものは、出口の外にありました。
岡崎京子に宛てたメッセージを書いてくださいというコーナー。
実際に本人にそのまま渡すのだそうです。
これまでに書かれたメッセージがファイルに綴じられていました。
そこには、岡崎と同じ時代を生きてきたであろう女性たちの言葉が。
「生きる勇気をもらった」的なものが多いようです。
私も、ごく短いメッセージを書きました。
最後には名前は書かず、「45歳 男」とだけ。
知るわけない名前を書かれるより、このほうが人物像をイメージしやすいでしょう。

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今回の入場料は障害者割引で半額。
これは岡崎京子の身体状況によせた措置なのでしょうか。
世田谷文学館に来るのは初めてなのでわかりませんでしたが。
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2014年10月07日

ヨコトリ

ヨコハマトリエンナーレ。
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/index.html
横浜で3年に一度開かれる現代美術のイベントです。
横浜美術館と新港ピア、その他横浜市内各所で開催されています。

今回のディレクターは自身が美術作家である森村泰昌。
彼の設定したテーマは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」。
運営スタッフは“忘却”と墨で書かれたTシャツを着ています。
入場券は最高2400円もしますが、障害者手帳を持つ私は無料で入れます。

美術館に入ると中央に、透明な巨大ゴミ箱。
中には過去の美術作品や失敗作が捨てられています。
まだ無料観覧エリアなのに圧倒されます。
有料エリアの最初にあるのは演奏しないことで有名な『4分33秒』の楽譜。
初っ端から忘却→空白を意識させます。

釜ヶ崎からアフガニスタン、ウォーホルまで実にフラットに並べられています。
“何もすることがない”とびっしり書き込まれたキャンバス。
これを美術と呼んでいいのか悩ませる物がたくさんあります。

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新港ピアに行くと、さらに混沌としています。
アジアの作家には映像作品が多く、美術というよりドキュメンタリーの色が。
ただマス目の中に電波な言葉が書かれた作品も、深入りしたくない雰囲気です。
そういったものに比べてみると。
ゴミの集積に見える大竹伸朗の作品はまだ理解しやすい部類です。

さらに連携プログラム会場に足を延ばしてみると。
ベッドの上などで同時多発的に本物のポップコーンが作られるインスタレーション。
展示会場は3階までありますが、そこまでポップコーンの匂いが漂います。

美術って何だ?という問いがつきまとう展覧会。
タダで観た私は“?”のままでもいいでしょうが、有料入館者はどう思うでしょう。
生半可な気持ちで観に行くと精神的にケガしそうです。
そんなことを、新港ピア外の風景を眺めながら思ったのでした。

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2013年06月22日

小学校高学年

都議選の期日前投票に行ってきました。
投票所は教育科学館とかいう施設。
土曜日ということもあり、子どもがたくさん来ています。
エレベーターで2階に上がり投票用の部屋へ。
有権者名簿と照合する係、用紙を渡す係。
投票箱を見張る係までいて、通常の投票所とほとんど変わりません。

部屋を出ると、広くはない通路をバタバタ走る、小学校高学年と見られる子どもが数人。
子どもたちを避けながらエレベーターに向かうと。
中から飛び出してきたのは、小学校高学年と思われる子どもだけ3人。
このエレベーターは地下1階と2階までのわずか3フロアなのに。
施設から外に出ると、走って入館してくるのは小学校高学年とおぼしき女子2人組。
走ってくる途中で、ひとりが何かA4ファイルくらいのサイズのものを落としました。
「落としたよ!落としたよ!」と大声で知らせてあげると気がついたようで。
「あ、ほんとだー」と言って、拾ってまた走っていきます。
……あれ? 「ありがとう」は?

この小学生たちに共通なのは、複数人のグループで、保護者の姿が近くにないこと。
「病気でうまく歩けない人やお年寄りもいるんだから、走ったら迷惑だよ」とか。
「エレベーターはまずお年寄りや障害のある人のためだから、階段を使いなさい」とか。
「他人に何かしてもらったら、ちゃんとお礼を言いなさい」とか。
そんなことを言ってくれる大人がいなければ、子どもたちだけで判断しないといけません。
喫煙する未成年が「他人に迷惑かけてないからいいだろ」なんて言い草を披露して。
こっちはそんな未成年のせいでタバコ買える場所が減って迷惑してるんです。
何が迷惑か、何が社会規範か、教えないまま野に放たないでほしいです。

投票に行ってきたことがバカらしく思えてきました。
こんな子どもたちとそのバカな保護者のために、未来を考えるなんて。
わざわざ投票日の前日、正規の投票所より遠いところまで来て。
本当に、たぶん自分が生きていない40年後の未来とか、どうでもよくなります。

そんな思いまでして期日前投票してきた数時間後。
新宿の居酒屋で飲み会です。
この飲み会から帰ったら、明けて朝4時からコンフェデレーションズカップ日本vs.メキシコ。
それから町田ゼルビアvs.長野パルセイロのJFL首位争奪戦が15時から。
とても投票なんて行ってる時間ないんです。
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2013年05月30日

練馬区立

牧野邦夫−写実の精髄−展に行ってきました。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/makinokunio2013.html
場所は練馬区立美術館、西武池袋線の中村橋駅から徒歩数分。
東急東横線と直通になり、必要以上に便利になっています。
「ホーム、元町中華街行きが参ります」のアナウンスが場違いに聞こえます。
駅前には展覧会のフラッグが翻っています。

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NHK教育『日曜美術館』で観たその絵は、とても奇妙な印象でした。
印象派以前のヨーロッパ絵画のような重く暗めの画面。
現代美術の範疇に入らない、特に油絵は好きではないのですが。
ポスターやチラシの自画像は、しかし何か惹きつけるものがありました。
練馬区立美術館に行ったことがないのも興味を惹かれました。

入るとまず、絶筆のひとつとなった『未完成の塔』が入口真正面に。
塔の最上部がキャンバスからはみ出ているのがまず異様で偉容です。
絵の下半分の圧倒的な情報量に比べ、確かに上半分はスカスカですが。
ブリューゲル『バベルの塔』に倣えば、これで完成のようにも見えます。

有名な画家でいちばん近いのはダリでしょうか。
他にもデュシャンやマグリットなど、様々な画家の影響が見てとれます。
『インパール』などは、ピカソの『ゲルニカ』を思い起こさせます。
しかし作家本人が最も意識し師匠としていたのはレンブラントのようで。
“光と影の画家”とも称されるレンブラント。
「レンブラント宛の手紙からの返信」という作家直筆の手紙も展示されています。

他にも展示された手紙などの直筆の文章からは。
当時流行っていた抽象表現に対し「アブストラクトは逃げである」。
自身は写実によって真正面から表現したいとの意思の熱量が伝わります。
その画面は確かに、強い意志を持った写実です。
中に1枚、LPレコードのジャケットに描かれた作品があったのですが。
どこまで絵か、どこからジャケット写真か、境目がよくわからないくらいです。

作品の多くは自画像ですが、2種類に分かれます。
ひとつは作家自身の肖像、もうひとつは「画家R氏」と名づけられた肖像。
どちらも同じ人物を描いたものに見えますが。
R氏とはレンブラントのことだと、解説文にありました。
(解説文を書いたのは裸婦モデルでもある千穂夫人)
その違いがどこにあるのかはよくわかりませんでした。

画面によく現れる、“邪保”と称される悪魔に憑かれたように。
その緻密に描かれた人物や人物ならざる者には魅了されました。
それほど名が知れた作家ではありませんが、予想外に見応えがありました。
美術ファンでなくとも『ジョジョの奇妙な冒険』が好きな人なら楽しめるでしょう。

受付で障害者手帳を見せると、半額の250円で入れました。
今日もまだ杖をついているので、通常使えないエレベーターを動かしてくれました。
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2012年12月20日

ヘルプマーク

用事で都営大江戸線に乗ると、ある広告に目が留まりました。
見た目で障害者とわかりにくい人たちのために作られたマークだそうです。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/10/20maq300.htm

降りた駅で、早速もらおうと事務室に向かいました。
障害を証明するものが必要かと思ったら、駅員に欲しいと告げるだけですぐもらえました。
自分の状態を説明し必要性を認めてもらうのは難しいかと思ったのですが拍子抜けです。
これはこれで、悪用する人間がいないか心配にはなりますが。

硬質ゴム製のマークは、黒い鞄につけるとかなり目立ちます。
線維筋痛症の患者には朗報かもしれません。

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2012年02月17日

頸損

NHK教育『きらっといきる』。
今日の主役は兵庫県在住、頸椎損傷の男性です。
http://www.nhk.or.jp/kira/program/past/details/476_rb.html

自分で呼吸ができないため人工呼吸器を使用。
呼吸器のチューブには水がたまるので、2時間おきに水をもらう必要があります。
首から下が動かせないので、家族やヘルパーによる24時間の介護も欠かせません。
体温調節もできないので、スタジオには車椅子に乗り寝袋にくるまれた状態での出演です。

こんな状態でこの人、カラオケボックスや旅行に出かけたりします。
同じ頸椎損傷の男性と歌合戦して「どうや俺の頸損魂!」とか。
旅行は家族3人で北海道へ。
外出のためにはヘルパーが2人必要。
その介助OKな事業所を自分で探して、1年がかりで準備して旅行が実現したそうです。

こういう人を見ると、まだ自力で歩ける自分は何をしてるんだろう、とも思ったりします。
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2011年07月28日

パウル

バウル↓じゃありません。
http://www.verdy.co.jp/club/player/player-17.html
パウルです。パウル・クレーです。パウル・クレー展@東京国立近代美術館です。
http://klee.exhn.jp/
一般当日券は1500円もするそうですが、障害者はタダです。

平日の真っ昼間ですが、妙に混んでいます。
夏休みのせいか子ども連れもけっこう来てます。
展示スペースも狭く感じられ、変に入り組んでいるようにも思えます。
一枚一枚をじっくり観ていられません。

クレーは好きですが、主に好きなのは単純な線と図形と色彩が形作る明快な画面構成。
そんなところを観たいと思って行ったら、暗い画面のものが多く、ちょっと違う印象でした。
図形や線も、もっと無邪気で素朴な、リビドーを直情的に表したものを期待していました。
しかし何か、頭で悩んで描いたものが多いように思いました。
たぶんこの展覧会のような作品が、本来のクレーなのでしょう。

ついでに同美術館の所蔵作品展も観てみました。
こちらも東山魁夷『道』に安井曽太郎『金蓉』に高村光太郎の彫刻に、有名な作品が多数。
さすが国立美術館です。
後にはキャンバスに日付しか描かなくなった河原温の、絵らしい絵もあります。
日本人の現代美術への印象を決定づけた白髪一雄のアクションペインティングもあります。
戦時下で描かざるを得なかった藤田嗣治=レオナール・フジタの戦争画もあります。
それにこちらにも、クレーの絵が何点か。
何しろこちらは、ずっと空いていてじっくり観られました。

さて、クレー展に来た人の何%がこちらに来たでしょうか。
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2011年07月19日

草花

よく使っているバス停の前の歩道。
いつの間にか、プランターがズラリと並んでいました。
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プランターがない状態では、ちょうど腰かけてバスを待つのにいい高さと奥行きでした。
ベンチも何もないバス停で、わずかに落ち着ける場所でした。
(数年前には長椅子が一脚ありましたが、壊れて撤去されてからは何もありません)

背もたれになるガラスの後ろ側は、ある自動車の販売店。
見苦しいとでも思ったのでしょうか。
プランターのある場所もその販売店の敷地で、確かに何を置こうと自由でしょうけれど。

こんなふうに使われる花が、少し可哀想に思えました。
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2011年07月03日

phantom

さて、週末です。
今日の試合は19時開始なので、鈍行でも昼に自宅を出て充分間に合います。
ところがいつもは午後にやっと起きるのに、今日に限って目が覚めたのは朝6時半。
どう過ごそうかと考えましたが、ひとつ思い出したことがあり、7時半には出かけました。

静岡県立美術館『小谷元彦展 幽体の知覚』。
以前にジュビロ戦に向かう東海道本線で車内広告を見て、メモしていました。
こんな現代美術の、しかも日本の若い作家の単独展覧会なんてよくやるなと思って。
美術館の公式サイトを見ると、地元ではテレビCMも放送されているようです。
(リンク↓を開くといきなり音声つきでCMが始まります)
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2011/02.php

JR最寄り駅の草薙駅に着いたのは昼1時過ぎ。
こんなエレベーターもエスカレーターもない駅が最寄りでいいのかとも思いますが。
プラットフォームの金網には横断幕が括りつけられています。
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駅前ロータリーのど真ん中にも大きなボードが設置されています。
後で見ましたが、静岡駅前のデパートには懸垂幕も下がっていました。
横断幕は代表作『ファントム・リム』の一部分をさらに上下にぶった切ったデザイン。
こんな使い方をよく作家がOKしたなと思います。

ともかくも、駅からバスで片道100円、障害者割引で50円で美術館前に到着。
ついでに展覧会も常設展も障害者は無料です。
県庁所在地の政令指定都市とはいえ、ここは一地方都市。
ガラッガラだろうと思っていたら意外な入りで、学芸員による作品解説には20人強が集まります。
もちろん私も。

聞く前は作品の見方が制限されてしまうかと思いましたが、聞いてよかったなと。
たとえば、実は観るのが2度めの『ファントム・リム』。
事故などで手足を失ってしまったにもかかわらず「手が痛い」「爪先が冷える」などと訴える症状。
これをphantom-limb、日本語で“幻肢”と呼ぶのだそうです。
作品の中心に映っている子どもの両手は、出血したかのように真っ赤に染まっています。
(もちろん本物の血ではなく、ラズベリーだそうです)
実際にはないのにあるように思える感覚を美術作品で、視覚や聴覚で表現しようとした、と。
無垢な白い背景に白い服を着て横たわる、現世の垢にまみれることまだ数年の子どもの姿で。

作品は一枚の写真だけでなく、微妙に異なる5枚のカラープリントで構成されています。
下から一枚ごとに白色の蛍光灯で照らされ、それも含めて一点の作品なのだそうです。
これが何か、天に昇るのか降りてきたのか、そんな印象も与えています。

こうした身体による感覚と、それだけでは留まらない第六感のようなもの。
実と虚、生と死、聖と俗、さらにその境界までを知覚させるのが、作家の一貫したテーマのようです。
最初に観たときのいわく言いがたい不安定な感覚が、やっとわかったような気がしました。

わかりやすかったのが、実物の髪の毛を使って編まれたドレス。
生きた人体の一部なのに、床屋で切られても、切られている感覚はわかるのに痛みはない。
それは身体と外界のわかりやすい境界線です。
よく観ると付近には、ドレスから抜け落ちた髪もあります。
そこまで含めて展示とみなすこともでき、作品とそれ以外の境界線さえ怪しくしています。
もちろん作品には触れませんが、息をフッと吹きかけると少しなびきます。
周りの床に手を触れて、抜けた作品の一部も探してみました。
鑑賞法の境界線を探る試みで、作家の意図に応えてみます。

痛みの原因がないのに、痛みという感覚だけがある、私の病状とも重なるように思えました。
体感型映像インスタレーション『インフェルノ』は少し頭が痛くなり、鑑賞できませんでしたが。
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2011年05月10日

シュール

『シュルレアリスム展』に行ってきました。
http://www.sur2011.jp/
通常は入場料1500円ですが、私は障害者なので無料です。

“超現実主義”と訳されますがフランス語でsur réalisme、surは英語のonやoverに相当する単語。
現実の上、現実を超越した、くらいの意味で、「チョー現実的〜」というのとはほぼ正反対です。
既成の現実的な常識や理性に囚われない、新しい芸術を生み出そうとする運動です。
しかし現実の風景、現実の感覚、現実存在などに依拠して初めて成り立つのは重要なところ。
この点で、既成の芸術の破壊をめざした結果、芸術そのものまで破壊したダダイズムと異なります。

というわけで、ダダからの流れ、後に続くミニマリズムなどへの影響は意識していましたが。
ここでアルプやジャコメッティの彫刻、ハンス・ベルメールやブラッサイのプリントが観られるとは。
フロイトやユングの精神分析。
身体感覚やフラクタル、境界領域などにつながる物理学や哲学の範疇。
ジョン・ケージなどのチャンスオペレーション。
ファジーや1/fゆらぎなどの科学分野の概念。
オプアートやトリックアートに見られる視覚機構の探求。
アンフォルメルなど冷熱両方の抽象表現。
ポップアートやシミュレーショニズム。
イコノクラスムや、逆にトランスアヴァンギャルドに見られる神秘主義。
展示品のセレクトのためかもしれませんが。
視覚分野だけでなく音楽なども含む芸術、さらに現代の科学にまでつながっているのが驚きです。

ポロックがまだ絵画らしいものを描いているのを見て、ちょっと笑いました。
眼球が剃刀で切られるシーンで知られる映画『アンダルシアの犬』もフルで観られました。
平日でも少し混雑していますが、それでも行く価値の高い展覧会でしょう。
美術展で笑えるというのはなかなかありませんし。
“オブジェ”の語がダダとシュルレアリスムによって広まったというのも見逃せない事実です。

午後3時には入館したはずですが気づけば閉館の6時、最後のほうはちゃんと観られませんでした。
映画が上映される場所には椅子があり、ゆっくり鑑賞できたせいでしょうか。
できればまた行きたいです、無料ですし。
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2011年02月24日

ベルマーレ

JFLの今シーズン全日程が発表され、今年のサッカー観戦のスケジュールも立てられるようになりました。
(SC相模原のいる関東リーグにもちょっとそそられますが)
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=179
ついでに各クラブのチケット価格を調べていると、うれしいものを見つけました。
湘南ベルマーレのチケット料金のページ。
http://www.bellmare.co.jp/?cat=32

以前までの「身障者割引」という書き方が「障がい者割引」という表記に変わっています。
これは2つ意義がある変更です。
ひとつは“害”の字が不快だ、よくないとして広まりつつある書き換え。
昔の「障碍者」の表記の復活→しかし現在“碍”が当用漢字にないので平仮名にしているわけです。
私がうれしく思うのは、もうひとつの意義のほうです。
身体障害者だけでなく知的障害者や精神障害者も含むことを、はっきり表すようになったのです。
別のページではさらに明確に書かれています。
http://www.bellmare.co.jp/?cat=73
「障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をご提示ください」。

さらに、障がい者シーズンチケットのページ。
http://www.bellmare.co.jp/?p=24380
今シーズンからの発売だそうで、下のような一文にも緊急に導入したことがうかがえます。
「すでにベルマーレ12会員のお申し込みをお済ませの方に関しては、障がい者シーズンチケットへの切り替えをさせていただきます」。
(調べてみたら去年の12月24日に発表されたようです)

私は以前、こんなページを作りました。
障害者がJリーグ観戦で受けられる割引を一覧にした『障害者でいくら?』。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/7502/football/handycam.html
ひょっとしてベルマーレの関係者がこれを見たのでしょうか?
一般チケットより500円安いだけ、シーズンチケットは割引なしと、ひとりで行ける人にはあまり恩恵がありませんが。
大きな前進なのは間違いありません。

早いうちに『障害者でいくら?2011年版』を作りたいと考えたのは言う間でもなく。
今年は何度か、平塚競技場に行こうと思います。
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2010年08月12日

常識

今日もリハビリ通院です。
前方のバーにつかまってのかかと上げが、片足立ちで行うようになったり、少し負荷を大きくしました。

待合室で隣に座った女の人がiPhoneを操作しています。
他にもケータイで通話したりメールを打ったりしている人はけっこういます。
入院しているときには、同部屋でよくケータイの呼び出し音が鳴っていました。
病院内ではケータイの電源を切っておくのは常識だと思っていましたが、どうやら世間一般では違うようです。

入院中、見舞いに来てくれた友人とエレベーターに乗りました。
操作ボタンは入口脇と側面の2カ所にあり、側面のボタンには車椅子マークがついています。
エレベーターのカタログを作ったことのある私は、この2カ所の違いは何か、友人に尋ねてみました。
友人は即座に「横のボタンのほうが、扉が開いている時間が長いんだろ?」と正解しました。
さらに「常識だよ」とも付け加えました。

カタログ作成時にこの違いを知った私は、以後なるべく横ボタンを押さないようになりました。
横ボタンを使うとそれだけ開く時間が長くなり、他の階の人が待たされることになるので。
しかし、年寄りでも障害者でもなくベビーカーも持っていない人が、横のボタンを押しているのもよく見かけます。
この人たちにとっては常識ではないのでしょうか?

満員電車に乗っていたとき、腰が痛いので扉近くにもたれかかっていました。
顔は車内の内側に向いたかたちになっています。
後から乗ってきた男の人が私の前に立ち、しばらくして理由も言わず「おい向こう向け」と命令してきました。
どうやら、顔が向かい合わせになるのがイヤだから、のようです。
そんな理由で腰が痛いのを耐えるつもりはないので断ると、男性は「常識だろ!」と、口論になりました。

いろんな常識があるもんです。
ただ、常識は疑ってかかるべきものだというのは、共通して言えそうです。
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2010年04月23日

どこまで

小雨が時おり降る天候のせいか、ふだんより痛みが増しています。
それでも出かけなければいけない用事があります。
歩くのを中断して脚を叩くことも久しぶりです。

シルバーパスや障害者無料パスなどがあるせいか、都バスは福祉意識の見本市です。
雨のため乗客数が一昨日より増えていて、席が埋まってもまだ乗ってくる人がいます。
立っている中には年寄りも数人います。
今日の私は席を譲れる状態ではありません。

私が座ったのは最後部の4人がけシートの左端。
前方のシートの下に空間があり、脚が伸ばせるのです。
乗車口は車両前方にあり、後から乗ってくる人に不安定な中をわざわざ奥まで歩かせずに済みます。
私の隣には女性が座っています。
“おばあさん”と“おばさん”の中間ぐらい、少し大きな紙袋とレジ袋を抱えています。

少しして、前方にある2人がけの席が空きました。
するとこの女性は、荷物を持ってその席に移り、自分と荷物で2人ぶんの席を占領しました。
席が空いた=停留所で降りる人がいたとなるわけで、当然そこには新しく乗ってくる人もいます。
そのうえずっと立ったままの乗客もいます。
こうした人たちに席をとらせず「あんたたちなんかより私の荷物のほうがエライのよ」と言わんばかりの早業です。

私の横の席は他の誰も座らず空いたままです。
新しく乗ってきた白髪交じりのおばさん2人組が、座ろうと近づいてきました。
次の停留所で私は降りる予定です。
この2人に席を譲り、バスを降りました。

停留所で別方面のバスを待ちます。
3人がけのベンチがありますが、雨で両端の席が濡れています。
真ん中の濡れていない場所を選んで腰かけました。
しばらくすると、明らかにおばあさんと呼んでいいくらいの女性がやって来て、濡れた隣の席に座ろうとします。
慌てて真ん中の席を譲り、立ったままバスを待ちました。

バスに乗って少し行くと、こんなことが書かれた札を首から提げた人が乗ってきました。
「○○(停留所名)まで行きます。本人が降りることを忘れているので、着いたら止めてください」。
記憶障害の一種、短期の想起障害のようです。
書かれた停留所は私がいつも使う場所の隣で、そこからでも自宅まで帰れます。
近所には福祉施設があり、そこまで行くのだろうと思われました。

どうしようか葛藤が起こりました。
今日は途中で降りてスーパーに寄る予定です。
雨が続いたせいで自転車で行くくらいの遠出ができず、自宅に生鮮食品がなくなっています。
○○停留所に着いても、降りるよう促してくれる人がいるかわかりません。
バスは空いていて乗客は10人以下、他に気にかけてくれる人がいる保証はありません。

結局、スーパーの最寄りの停留所で降りました。
どこまで自分を優先していいか、どこまで譲ってかまわないか、迷うことが多くあります。

スーパーの有線放送で、宇多田ヒカルの『Stay Gold』が流れてきました。
涙が出そうになりました。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND59404/index.html
この冒頭4行のような言葉をかけてくれる誰かがひとりでもいれば、もっと楽に生きられるのかもしれません。
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2010年04月21日

あきめくら

タイトルの意味は(1)外見上は目はあいているが実際には物の見えない人(2)文字の読めない人=文盲。
http://kotobank.jp/word/%E6%98%8E%E3%81%8D%E7%9B%B2
仏教なんかでは「目は見えるが仏の教えに目覚めていない愚か者」の意味でつかったりもしたようです。
ここ↓も長いですが参考になります。
http://www.wesleyan.ac.jp/~yamashiro/yamashiro/txt/diakonie/12.htm
ちなみに私、以前『差別用語の基礎知識』『差別語を考えるガイドブック』を熟読しました。
中学の時には教師から、勉強はよくできるけど体育が苦手な私を指して“かたわ”と呼ばれました。

用事で出歩いた帰り、バスに乗りました。
バス停には3人くらいしか座れないベンチがあり、そこに座って待ちました。
しばらくしてベンチはいっぱいになり、その後に何人かが立って並びました。
到着したバスに乗り込むとき、ひとりのおじいさんがボソッと言いました。
「こんな年寄りばっかりいるってのに、座ってるのは若いヤツって、バカばっかりだなぁ」。
座席で懸命に脚を揉んだり叩いたり伸ばしたりしている、絶対に目に入る位置に座っている私の姿を、そのおじいさんはどう思ったでしょうか。

バスを降りると、救急車が反対側の車線を、サイレンを鳴らしながら走ってきました。
赤信号ですが救急車はもちろんそのまま走り抜けようとします。
その前の横断歩道を、数人が渡ろうとします。
救急車から声がします。
「救急です、渡らずに立ち止まってください!」。
それでも3人ほどが前を横切っていったようです。
光と音の両方で示しているシグナルのどちらも認識できないようです。
私は呆れて「バカ!」と2回、口に出して言いました。

またバスに乗ると、何か声がします。
乗客のひとりが聴いているFM、J-WAVEの音がイヤホンから漏れているようです。
秀島史香とピストン西沢の特徴ある声がはっきりわかります。
私はこういうのは、それほど迷惑だと思わないのでほうっておきますが。
(音楽がダメで2人以上の会話がOKという理屈がよくわからないので)
よほど耳の不自由な人なのかなと思ったり、いや耳が悪かったらそもそもラジオを聴くだろうかと思ったりしていました。
DJの声から歌になり、リズムが変わったところでその男性のほうを向く人もいます。
どうやら聞こえるのは私だけでもないようです。

しばらくして、バスがカーブを曲がったとき。
その男性の腕が肘かけからズレ落ちて、ブランと垂れ下がりました。
しかし腕はそのまま、元の肘かけの上に戻る様子はありません。
10分くらい後に、その男性はバスを降りました。
死んでいたのでもなく、ただ眠っていただけのようでした。
この男性にとってラジオとは、音楽とは、音とは、耳とは、いったい何でしょうか。
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2010年02月23日

申告

確定申告の季節です。
相談のために税務署に行ってきました。

障害者だと控除枠が1つ増え、所得税が少し安くなります。
生活保護だと住民税がタダになります。
病院代も医療費控除の目安になる年10万円を超えています。
もともと個人事業主なので確定申告の経験はありますが、今年は収入が少ないくせに記入項目は増えています。
住民税はこの所得税の額から決定され、今年はどうせタダなので関係ありませんが、翌年以降に影響する可能性があります。
これは専門家に聞いておくべきでしょう。

税務署には数十人の納税者が来ていて、十数人の職員が質問を受け付けています。
うちひとりに、障害者手帳があること、生活保護を受けていることを話し、源泉徴収票を見せました。
しかし「この収入額なら基礎控除だけで無税になる」と言い、勝手に記入を進めようとします。
病院の領収書など持ってきていない書類があることを話しても、「あー関係ない関係ない」と取り合おうとしません。
記入所には椅子がなく、立ったままで記入しなければなりません。
イヤな感じがしたので、記入はやめ帰ることにしました。

帰りに本屋に立ち寄ると、毎年買っている本を見つけました。
『日刊スポーツグラフJリーグプレーヤーズ名鑑』の2010年版。
さて、しばらく忙しくなりそうです。
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2010年02月10日

少し離れたスーパーマーケットへ買物に出かけました。
自転車で行こうと思いましたが、家を出たところ雨になりそうな様子だったので、バスにしました。

バス停で待つこと数分、電動車椅子に乗った人がやって来ました。
近くに障害者のための施設があるので、こういう人は見慣れています。
付き添いがなく一人で来たその人は、停留所に着くとストローと500mlペットボトルを取り出し飲もうとし始めました。
しかしフタがなかなか開きません。

自分でできることなら手を貸さないほうがいいと思いましたが。
1分くらい経っても開かないようなので「開けましょうか?」と声をかけ、キャップをひねりました。
たどたどしく危なっかしい調子で「ありがとうございます」とお礼を言われました。

違う方面に行くバスに乗ったので、停留所で別れましたが。
しばらくして雨は少し強くなりました。
傘が差せるのか心配です。

本人には困難で、こっちには簡単にできることなら、手伝っていいと思います。
夜タバコを買いに行ったときも、雨は降っていました。
左手では傘を差せないので右で持ちましたが、コンビニまでの数分間でも右腕が痛くなってきました。
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2009年12月22日

手帳

初めて障害者手帳を活用してみました。

携帯電話には障害者専用の割引があります。
面倒な手続きが必要かと思っていましたが、店頭に行ってみると障害者手帳の提示を求められただけで、書類記入は一切なし。
あっという間に終わりました。

今月末頃には大宮まで外出の予定があります。
障害者手帳を提示すると、都内を走る路線バスが半額で乗れます。
さらに生活保護の無料パスがあるので、都営バスと都営地下鉄はタダです。
JRに乗る区間をなるべく短くし安く行くためには、バスをどう利用するか・・・
ネットで調べて組み合わせを考えるのは、障害者になって生まれた新たな楽しみです。
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