2012年03月26日

WORLD ORDER

『SMAP×SMAP』でWORLD ORDERを観た人も多いでしょうね。
私は偶然、スマスマの10時間くらい前にYOU TUBEの公式チャンネルで初見。
「すげえ!!!」と思ったところでテレビ番組表で出演を知りました。
特に見たくもないコントやクイズに1時間ほど我慢し、ようやくWORLD ORDERを観られました。
なぜ知ったかというと、前日の日曜夜8時からNHK教育でやっていた『日曜美術館』。
そこに須藤元気が出ていて、ほんの数秒だけWORLD ORDERのビデオが映ったのでした。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2012/0318/index.html

WORLD ORDERの映像には表現の当然の結果として、さまざまな影響や引用やインスパイアがあります。
制服としてのスーツを着ていること自体、マルセル・デュシャンからの引用ともいえますが。
こんなとこがネタ元だったら須藤元気おもしれーなすげーなというものを。
まずは主に80年代に活躍した全員がスーツ姿のダンス集団、リーマンズ。
パール兄弟というバンドのバックダンサーで、ラッキィ池田などが所属していました。
下の動画で「鉄カブトの女が!」の箇所などで映ります。



それからオーストラリアのバンド、マッドネスがホンダシティのCMでやってたダンス。
これ当時は、商品も歌もダンスもめっちゃ流行りました。



そして、イギリスのおっさんコンビ、ギルバート&ジョージ。
現代美術の世界ではとても有名で、代表作のタイトルが『歌う彫刻』。
これはただ2人がスーツを着て、テーブルの上に立って歌うというものです。
(顔や手など肌の出ている部分には金箔を貼ったそうですが)
つまり自分たち自身を彫刻=作品だと言い張ったわけで。
人前に出るときは必ずスーツ姿で、自分たちのことを“生きた彫刻”などとぬかします。
このスーツ姿というのが、現代の一般的なイギリス人を象徴しているのだそうです。



で、WORLD ORDERがどれにいちばん近いかというとギルバート&ジョージかな、と私は思います。
正視に堪えないおっさんと、鍛えられた若者の調和の取れた動きとでは違いが大きいですけど。
ブラックスーツに短髪(+数人はメガネ)で揃えて個性を消しているところ。
動物としての人間の動作に反した動きを、集団で行なっているところ。
須藤元気の他のメンバーにはスポットライトの当たらないフォーメーションになっているところ。
以上によって個性とは、社会とは、人間性とは何かを問うている、その批評性が素晴らしいなと。
特に『MACHINE CIVILIZATION』にはその要素が強いですね。



WORLD ORDERの動きには正面から見ないと意味を成さない部分が多く存在します。
それゆえ作品としてはビデオクリップが最も適しているでしょう。
通常の絵なら完成した絵=映像、版画=テレビ出演、デッサン=ライブパフォーマンスみたいな。

さて、ここまでの扱いでわかるでしょうけど、WORLD ORDERを私は芸術家だと定義します。
一方でEXILEなんかはミュージシャンとかアーティストとかパフォーマンス集団と呼びます。
ひょっとしたらEXILEのメンバーが同じダンスをしたら、もっとすごいかもしれませんけど。
ふだんは「俺たちの踊りすげーだろ」「ダンスって楽しいよね」くらいしか表現していないEXILE。
同じ身体表現者でも“身体を表現する”EXILEと“身体で表現する”WORLD ORDERは似て非なるものでしょう。

WORLD ORDER=世界の秩序という名前からして批評性がありますね。
最初に発表した『WORLD ORDER』の中には「No chaos, no order」って一節もあります。


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2012年01月01日

たなくじ

年明け最初のおみくじは「中吉のち大吉」。
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NHK教育を観ながら年を越し、そのままETV特集まで観つづけた人ってどれくらいいるんでしょ?
で、その後は『朝まで生テレビ』だったって人は?
オウムの平田信の逮捕を、起きてから知った人はけっこういそうですが。

紅白は1秒も観てません。
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2011年06月13日

班目

このところ原子力安全委員会の現委員長の班目(まだらめ)春樹をテレビで見る機会が多くなって。
なんか、自分も善意の第三者だか被害者の一員だかのような発言が目につくので。

広瀬隆『原子炉時限爆弾』245Pにこの人のことが登場します。
(この間、本屋で今回の事故以降に書かれた新刊も見かけました)
浜岡原発運転差止訴訟では、中部電力の証人として原発は安全だと言い張ったそうです。
中越沖地震後に柏崎刈羽原発を、原子炉内部の状況が不明な段階で運転再開と発言したそうです。
その後、被害を受けた柏崎原発内部の写真が新聞に出たとき、こんなコメントをしたそうです。
「これほど多くの画像記録を国が詳細に分類していたことを初めて知った」。
この時、この人は柏崎原発の地震被害に対する調査・対策委員長という職にあったそうです。

柏崎原発の地元の住民からは“デタラメハルキ”と呼ばれていたそうです。
ぜひ“デタラメハルキ”、あるいは“デタラメ”で検索してみてください。
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2011年05月08日

の子

共感はできますが、好きにはならないでしょう。
神聖かまってちゃん。
その名前は知っていましたが、NHK教育の『ETV特集』で初めて見聞きしました。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0508.html

NHKで“ジャポニカ学習帳”なんて商品名が出てきたり。
(この曲のタイトル自体が『ぺんてる』という商品名ですが)
番組の終わりが「ファッキュー」という歌声だったり。
パンクな番組でした。

というか、ヴォーカルでバンドの中心メンバーのの子が相当パンクでした。
バンドのマネージャーにも番組のインタビュアーにも基本タメ口、時折り汚く毒づきます。
アニメ主題歌に依頼された曲ができないと、ひと月ほど行方をくらまし携帯もメールも通じません。
ネットの生放送も他のメンバーが来ている中で一切姿を現しません。
セックスピストルズのジョニー・ロットンとかこんな感じだったのかな、と。

番組では、多く“大人”という語が使われていました。
の子とバンドとファンの周囲にいて、そこを取り囲む人間、マネージャーなどを指して。
でもの子も25歳(番組の撮影が始まった頃は24歳)、法律上は大人といわれる年齢です。

たぶんほんの20年くらい前の日本では、こういう人間でいることは認められていませんでした。
否応なく就職させられ、結婚させられ、家庭を持たされ。
社会のシステムに入ることを強制され、“大人”と呼ばれるようになったはずです。
そこでは子どもの生の衝動は成型され、ノイズを除かれ、秩序づけられて外=社会に出されます。
衝動の原形は“本音”、加工された後のものは“建前”と呼ばれます。
本音と建前の両方を持つことを“大人になる”といいます。
だから神聖かまってちゃんの音やピストルズの音はノイズが多いのです。
ブラックメタルにはよりノイズが多く音質が悪くなるようにレコーディングしているバンドもあります。

しかしそれら他のバンドと、の子とで違うのは。
曲がりなりにも音楽以外の顔も持って社会と折り合いをつけるようなことが、の子にはありません。
たとえば音楽だけで生計が立てられないバンドマンは、別にバイトをします。
働けなくなった私は、必要書類や申請窓口を調べ、生活保護という手段で収入を確保しました。
シド・ヴィシャスだってナンシーという、新しい他人との生活を営んでいました。
自分の責任において自分と、その他何人かの生活を可能にしていく、それを大人と呼びます。
パチンコ店や競艇場に屯しているようなオッサンも、そういう意味では大人です。
大人になれない場合は通常、死にます。

の子のような存在を許している社会は、とても新しく、豊かな社会です。
もっとも、大人がまったくいなければまたこの社会も成り立たないのですけど。
の子のような生き方は、憎らしく、羨ましくもあります。
大人になってしまったな、別になりたくなかったけれど、と私自身も思います。
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2011年04月27日

報道

テレビの深夜のニュース番組で、面白いものが2つありました。

TBS『ニュース23クロス』、「唯一の原発差し止め判決の裏側」。
http://news.tbs.co.jp/20110427/newseye/tbs_newseye4711647.html

日本で過去たった一度、原発の運転を止めろと裁判所から命令された事例がありました。
命令されたのは石川県の志賀原発2号機、命令したのは金沢地裁。
もちろん控訴され、高裁や最高裁では覆されましたが。
番組では金沢地裁で判決を下した当時の裁判長にインタビューしています。

「原発事故は取り返しがつかない」、それが判決の理由だったそうです。
万に一つとはゼロとイコールではない、その事態が起きたときの被害は他の災害の比ではない。
そう考える人が司法だけでなく立法や行政にもっといれば、今の状況は防げたでしょうか。

フジテレビ『ニュースJAPAN』、「福島第1原発事故 最新の内部映像を独自入手」。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00198308.html
「福島第1原発事故 津波のつめ跡が残る原子炉建屋の惨状」。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00198309.html

映像は原発敷地の正門から入り、まず現場作業員の詰める免震重要棟へ。
中ではマスクは外していても、全員が防護服を着ています。
入るのも自由にできず、風除室のような感じでいくつか扉があり、開閉のためのスタッフが常時います。
現場責任者で、テレビ会議の席上「やってらんねえよ!」と吐き捨てた第1原発の所長とも直接話します。

2つめの映像では車に乗って、1〜4号機の脇をぐるっと陸側から海岸側へと回ります。
こちらはもう、見ていて気分が悪くなるほどグチャグチャです。
今まで東電や原子力安全保安院やらの写真や映像とはケタが違います。
こんなひどいことになってんのか!と怖くなります。
途中で停車してよく見たいと言うと、放射線量が高すぎて止まるのも危ないと断られるシーンもあります。

この撮影をしたのは、内閣府の原子力委員会で専門委員を務めるという青山繁晴氏。
一般人やジャーナリストではムリだけど、専門家だからと撮影許可が下りたのだそう。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00198311.html
↑この映像では今回の原発事故を「人災」と言い切ってます。
痛快ではありますが、原子力委員会って何でしょう?
原子力安全・保安院やら原子力安全委員会やら似たような名前がよく出てきて、あまりわかりません。
調べてみると原子力委員会って、国の機関ではあるけどあんまり権限ないようです。

2つのニュースどちらも、隠れた事実を影響力の大きいメディアで披露した点で素晴らしいのですが。
(東京でテレビ視聴率1%獲得すれば12万人が見たことになります)
こういうことをもっとテレビ報道してほしいんですが。
もうすぐロイヤルウェディングやら東京ディズニーシーがどうたらなんてのに長い時間を割くなら、ねえ。
特に志賀原発の裁判の件なんて、取り上げようと思ったらすぐできるはずですけど?

これから放射能汚染された野良牛とか野良豚とかの対策も必要になるんですかね。
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2011年04月15日

佐治敬三

さすがですね、サントリー。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/l_s/corp.html?fromid=movt_corp

説明によると、出演者は「弊社の広告宣伝にご登場いただいている」うち「ご厚意で参加いただいた総勢71名」。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d_s/900544652001.html
リストを見ると、まだ同社の他のCMで顔を見ていなかった高島彩とかの名前もあります。
CM素材は、各出演者の歌うシーンと、同時録音されたと思われる音声、そしてラストの星と街明かりのアニメだけ。
本当に急遽制作されたというのがよくわかります。

私のこのハンドルネームは、実は30年くらい前から、雑誌投稿などに使っています。
最初は“おさじはるなお”とひらがな表記、それを25年くらい前に漢字にしました。
その時“小佐治”と字を当てはめたのは、サントリーの広告に大いに関与した佐治敬三から拝借したのでした。
今調べたら、現在のACの前身をつくったのも佐治敬三だと知りました。

そのサントリーにしても、今このCMが流せるかは難しいところですが。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d/761517524001.html?fromid=movlist
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2011年02月26日

鳥居

早く寝ようかと思っていたところ、ザッピングしていて面白い番組に手が止まりました。
NHK教育『Q〜わたしの思考探究〜』。
http://www.nhk.or.jp/program/tanq/

教育テレビの対談番組で、基本的にはお堅い感じの内容なのですが。
ピース又吉とかカンニング竹山とか光浦靖子とかお笑いの人間がよく出演するのが異色です。
今回のゲストは、あろうことか鳥居みゆき。
“賢い人づきあい”について、コミュニケーション論の研究者に尋ねます。
舞台衣装でなく通常の服を着ていますが、手にはいつもの、包帯だらけのクマ人形を持っています。

ところどころ、はぐらかすような受け答えがありますが。
しかしほぼちゃんと会話になっています。
けっこうまともなことを喋っているのが意外です。

特に印象に残ったのは「人間関係でイヤなことがあったら?」との質問の答え。
「最近では私も大人になったので」と前置きして、こんなことを話しました。
「その日あった楽しかった、うれしかった、イヤだと思ったことをノートに書いて
 矢印でつなげて原因を追っていくんです。だいたい自分のせいになるんですけど」。
「もっとたどると自分が無になっちゃうんでそれ以上は追わない」と付け加えたのも含めて。
この人も、いろいろ可哀想な目に遭ってきたんだな、と思いました。
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2011年02月22日

もんじゅ

出歩くのはつらいので、一日の大半は自宅でテレビを観て過ごします。
空虚なバラエティ番組やドラマは好きではないので、ニュース番組を観る時間が長くなっています。

ネットのMSNのニュースで、こんな記事を見つけました。
『高速増殖炉もんじゅ課長が自殺 福井、事故の復旧を担当』。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022201000338.html
中にはこんな文章がありました。
「もんじゅで昨年8月に発生した装置落下事故の復旧作業を担当していた」。
昨年8月に事故? 聞いた覚えない。
検索してみると、怖いことがわかりました。
『高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告』。
http://getnews.jp/archives/82554

簡単に書くと、こういうことのようです。
2010年8月、核燃料を出し入れする炉内中継装置という部品を、誤って原子炉の中に落とした。
(原子炉の稼動中ではなかったようですが)
部品といっても重さ3.3t、落下の衝撃で変形して中に引っかかり、引き揚げることもできない。
じゃあ一体どうすりゃいいの?な状態になってしまっている、と。

原子炉にはもちろん核燃料が入っています。
核反応で出る熱を冷ますため、燃料の周りには液体のナトリウムが満たされています。
ナトリウムというのは非常に危険な物質で、水をかけただけで燃え、空気に触れてもすぐに酸化反応します。
そのためナトリウムの上には、ほとんどの物質と反応しない気体のアルゴンが充填されています。
さらに上には、アルゴンが抜けないよう鋼製の蓋があります。

引っかかった部分を外そうにも、鋼製の蓋を開ければ空気が入ってナトリウムが激しく反応。
核燃料が入った状態でそんなことを行うのはとんでもなく危険です。
まず核燃料を抜いておく必要があります。
そう思っても、そもそも燃料を抜くための道具が炉内中継装置。
そいつを落っことして使えなくしたのが8月の事故です。
そのまま稼動させることも、修理して使うことも、取り壊すことさえできないわけです。
リンクしたページ末尾、装置をとりあえず使ってみて核燃料を抜くなんてのは、もう本当の最後の手段です。

ひとつ間違えば日本がなくなりかねない、未来にわたって厳重管理が必要な廃墟が生まれる事態。
その現場責任者がいなくなったのだから、見過ごせないニュースです。
さて夕方以降のニュース番組はどう伝えるのか。
そう思ってリモコンを手にテレビを観ていましたが、どこもそんなニュース流してくれません。
ニュージーランドの地震という大きな事件があった影響はわかりますが。
NHKなんてそのために夜7時のニュースを1時間に倍増したくせに。
地震の他に、生活にはどうでもよさそうなニュースで時間を埋めています。
「上野にパンダが来て一夜明けて」とか「小向美奈子にパスポート返納命令」とか。

今日のことだけでなく、8月の事故だってテレビで流したんだかどうか。
なんかもう、旧来のマスメディアって・・・
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2011年02月11日

fuel

東京MXTV『松嶋×町山未公開映画を観るTV』、今日は『Fuel』の後編です。
石油に替わるエネルギーとしてバイオディーゼル燃料を広めようとする男のドキュメンタリーです。

今回はいつにも増して有名人がたくさん登場します。
航空業や音楽産業などを手がけるヴァージングループの会長、リチャード・ブランソン。
元アメリカ大統領でピーナツ農家のジミー・カーター。
女優で、映画の中では“スクールバスアメリカ会長”の肩書きもついているジュリア・ロバーツ。
ミュージシャンではシェリル・クロウにウィリー・ネルソンにニール・ヤング。
http://www.imdb.com/title/tt1294164/fullcredits
そんな人たちが声を揃えて「バイオ燃料を使おう」と言うだけでなく、実際に使い、広めていきます。

中で印象的だったのは、数台の自動車の前で話していた女性。
少し古い年式のディーゼル=軽油燃料車も、何の改造もなくバイオディーゼルで走るのだそう。
「うちでいちばん燃料費がかかるのはこれよ」。
そう指差したのは、ハイブリッドのプリウスでした。
環境後進国だと思っていたアメリカに、日本はいつの間にか追い越されないかと思いました。
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2011年01月01日

年末年始

友人が年明け早々から入院します。
大晦日の夜から友人宅に集まって年越し飲み会です。

友人を含めて計7人が集まりました。
友人のゆでた年越しそばを食べたり、紅白を観たり。
明けて元旦には一緒に雑煮を食べたり。
朝帰る途中、国立競技場前駅を通る地下鉄では、オレンジ色のユニを着たカップルも見たり。
帰宅してテレビで天皇杯を観てから眠る、久しぶりの正月らしい元日を過ごしました。

これで清水が勝ってくれてれば、自分にとって完璧だったのですが。
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2010年12月26日

ラスト

M-1グランプリ決勝!
今月中旬になって今年での終了が発表されましたが、大団円と呼べるんじゃないでしょうか。
今回はレベルが高かったと思います。
以下、面白いと思った順に個人的感想を。

○笑い飯
“サンタウロス”ネタなど去年の“トリジン”の焼き直しのような…と思いましたが。
面白いもんは面白いんだからしょうがない。
最後の優勝はM-1で育ったorM-1が育てたともいえる笑い飯こそ!と思っていたのでよかったよかった♪

○スリムクラブ
「いーよぉ」「へっ違うの?」でおなじみ『エンタの神様』の“フランチェン”がどんな漫才するかと思っていましたが。
板尾創路の深夜番組で演じる支離滅裂なコント同様だったらどうしようと危惧していましたが。
わかりやすさと不条理さがちょうどいい具合で面白かったです。
間の取り方や単語の選び方も絶妙で、うまく情景を浮かび上がらせました。
これがコントだと、セットやら何やらが難解さを増幅し、想像の幅を狭めてしまうのでしょうね。
にしてもエンタのプロデューサーやディレクター、節穴でしたね。

○パンクブーブー
去年と違う路線を見せてくれて、なおかつ面白かったのはさすがです。
準決勝では9位、つまり決勝に残る次点だったそうで、納得の敗者復活でした。
しかし2本めも同じ路線のまま、高まりも深まりもないのが痛かった。
笑い飯の“Wボケ”やスリムクラブの“異次元と間”に対抗できる看板がなかったのは…。
あと視聴者からすると1本めが、生中継された敗者復活戦と同じネタだったのが少し残念でした。

○ハライチ
この“ボケ&ツッコミ”でない“お題&展開”のスタイル、好きなんですが。
同じネタは二度と見られないでしょうし。
展開役のアドリブの力量にどうしても比重が置かれますね。
その研鑽に邁進してほしいんですけど。
数々の芸人いじり番組やコント番組『ピカルの定理』出演は、その役に立っているんでしょうか?

○ジャルジャル
えっジャルジャルが漫才!?という感じだったんですが。
蓋を開けてみれば「これぞジャルジャルの漫才」というネタでしたね。
いいんじゃないですかね、ジャルジャルはこれで。
もうある程度の地位は得てるんだし、めちゃイケのレギュラーにもなったんだし。
欲をいえば、ラストまでの展開をもう少し早く、盛り上げの頂点をもっと高く、といったところ?

○ナイツ
自分たちで「NEWナイツを見せる」と宣言した、そのとおりではありました。
しかしその結果、小ネタの連打だけになってしまいました。
いろいろな小ネタは、その下のシャリと一緒になっているから寿司として旨いはずです。

○銀シャリ
うまいんですよ、うまいんだけど。
よくも悪くも昭和の漫才師そのままなんですよやっぱり。
上手なままで独自の地平を拓く方法があると思うんです、タカアンドトシの「欧米か!」のように。

○ピース
コントでは出オチ気味、漫才では「吸うものは吸いながら発音すべき」のように考えオチ気味。
しかもそのどちらも、発想も展開も深みが足りないというか、頭悪そうというか…。
もしライブ会場で観てたら私は笑わず、思わず「そうかぁ?」と口に出してしまうかも。
(例えば空気は吸うだけでなく吐きもするでしょ?)
又吉の2000冊を超えるという読書量はどこに役立っているのでしょうか。
ついでに、「吸う」とか「舐める」とか綾部の口から出ると、エロ方面への発想をしてしまいます。
M-1終了の数時間後に深夜放送された『ピカルの定理』スペシャルでは、半分くらいがエロネタでした。
人気あるし期待もされてるようなので、ファンの人もし読んでたらごめんなさいね。

○カナリア
ごめんなさい、ネタよく思い出せません。
『爆笑レッドカーペット』の“カナリア国語辞典”の印象を打ち消すことはできませんでした。
その国語辞典も「××、○○、△△で検索すると最初に出てくる」ネタなど頭悪そうであまり好きでは…。

番外○チーモンチョーチュウ
16時から1時間半だけ生中継された敗者復活戦では、パンクブーブーと並んで笑えました。
この2組のどっちかが残ったらいいな、できたらチーモンチョーチュウの初出場がいいな、と。
後で調べたら「貸せよ」「イヤだ」「なんで」と3音の言葉だけで掛け合いするネタもこのコンビでした。
コンビ名だけは記憶していましたが、はっきり今後が楽しみになりました。

視聴率など見ると、終わりにするにはよい頃合いだったように感じます。
しかしネタ披露番組が減っている昨今、後継の番組やコンテストは欲しいなと思います。
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2010年12月24日

バリバラ

月1回NHK教育で放送される『バリバラ』を楽しみにしています。
http://www.nhk.or.jp/kira/post/baribara.html
バリバラはバリアフリーバラエティの略、障害者と健常者がともに楽しむバラエティ番組です。
司会のひとり玉木幸則さんも障害者で、身体がゆらゆら揺れ、話す言葉も聞き取りにくいです。
(でもこの人が面白いんです)
今月初めにあった2時間スペシャル『笑っていいかも!?』も観ました。
障害を持つ芸人によるお笑いコンテスト、障害者参加の障害物競走、障害者によるドッキリ企画など。
よくこんな番組が放送できてるなという奇跡の番組です。

今日は海外の番組を紹介。
アメリカでは障害者がレポートするニュース番組。
イギリスBBCでは無人島に流された全員が障害者というドラマ『Cast-offs』。
出演者はすべて本当の障害者で、脚本家も障害者です。

BBCのラジオ番組の“障害当てクイズ”には、日本から参加。
障害者が電話をかけ、2人の出演者がいろいろ質問していく形式。
出題側は質問に対し「YES」「NO」で答え、その回答から90秒以内に何の障害か当てるものです。
今回の出題側の大橋グレース愛喜恵さんは多発性硬化症。
出演者は「脚はある?」「箸は持てる?」「指は10本ある?」など、いいの?と思う質問をズバズバしていきます。
結果は、正解までたどり着きますが、90秒をギリギリ超えてしまい出題側の勝ちとなりました。

クイズが終わってから、出演者がさらにこんな質問をします。
「あなたの障害、どれくらい気に入ってる? 10点満点でどれくらい?」
障害=個性と考えるというのはこういうことか、とハッとしました。

大橋さんは「10!」と笑顔で答えていました。
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2010年11月24日

クミコ

とても好きな歌い手さんの紅白初出場が決まりました。
http://www.puerta-ds.com/kumiko/

初めてその歌を聴いたのは20年くらい前、まだ高橋久美子という名前だったと思います。
100人ほどしか入れないほど小さな、今はなきライブハウス『渋谷ジァンジァン』。
客席で何か喋ればすべて聞こえてしまいそうな距離で、その歌声に夢中になったものでした。
『茶目子の一日』『煙草屋の娘』『幽霊』や、最後に必ず歌う『ラストダンスは私に』など。
シャンソンを中心に取り上げられる少し古い歌を、曲目をメモしながら聴き入っていました。

たいていは歌手1人にピアノ1台+ピアニスト1人、セットなど何もないシンプルな舞台。
そこでの歌は、歌の中のキャラクターや世界を演じるような、表現力豊かなものでした。
歌が上手いというのはこういう人を指すのだなと、それから自分が歌が上手とは言わなくなりました。

東芝EMIやavexからCDを出すようになってからも時々は聴いて、ホールコンサートにも一度行って。
その距離の、ジァンジァンとのあまりの違いに、ライブには行かなくなりましたが。
何年かぶりに紅白を観ようと思います。
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2010年11月19日

読書

テレビを観ていたら、ある文章が読み上げられていました。
歯切れのよい文体に覚えがあり「ライフジャケットはつけない。」の一文の後から続きが予想できました。
なんてタイトルの誰の本だったか、思い出そうとしていました。

http://www.tv-tokyo.co.jp/bnj/
冒険家の特集だというのもヒントになっていました。
思い出せそうなところで、答えが画面に示されました。
堀江謙一『太平洋ひとりぼっち』。
国語の教科書だったか、夏休みの読書感想文のためか、いずれにしても読んだのは小学生の頃です。
30年ほど前に読んだ文章をまだ覚えている。
子どものうちに本を読むって大切だなと思いました。

少し前には寝転がって文庫本が読めたのですが。
今日は座ってB6判の本を読むのも、腕や手が痛くて困難です。
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2010年11月15日

食卓

日曜夜、『新ニッポン人の食卓』を観ました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/newtitle/71169.html
食事を作らない母親が多いのも衝撃的でしたが、その食卓の光景にも腹が立ちました。
週一度、母親の実家に行って祖母の作った夕食を食べる家の様子が紹介されていましたが。
子どもが「いただきます」と声には出すもののちゃんと手を合わせず、拍手のように一瞬しか手が合わないのです。
母親が料理を作らないだけでなく、食事を文化や教養として考えていないのでしょう。

放送が終わってから月曜にかけて、番組で紹介された本のレビューなどを見てみました。
スペシャル番組で、しかも放送はテレビ東京、あまり反響は大きくないようですが。
書評では、放送内容を上回るような投稿も散見されます。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_athr_dp_sr_1?_encoding=UTF8&n=465392&sort=relevancerank&index=books&field-author=%E5%B2%A9%E6%9D%91%20%E6%9A%A2%E5%AD%90
>勤め先の学校ではあまりに食べ残しが増えたので、(残さないのは運動部で寮生活させられた子ばかりです。)食事をバイキングにしています。

>運動部の子が残さないのも、家庭ではなく、外部で躾されたせいですね。

>中学の時「ハンバーグって、家で作れるの?」と聞いてきたクラスメート>>「ミカン(オレンジに在らず)って皮剥くの面倒臭いよね」と笑顔で言った共同購入仲間
※ミカンは英語で、居間でテレビを見ながらラクに皮が剥けるので、TV orangeとかtable orangeとかの別名があります
>食事がおやつ化していると言う点ではイギリスは日本の先を行っている。小学校で「子供さんに“せめて”サンドイッチを持たせて下さい」と通達が来る位だし、中学以上になると「一日中菓子のだらだら食い」の方が普通、と言われる様な状況なのだ。


漫画誌『イブニング』連載の『もやしもん』は、現在アメリカ編が展開されていますが。
スーパーマーケットにはサラダもオムライスもメニューそのものが冷凍されレンジに入れるだけの商品がズラリ。
(20年以上前の映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス』に出てきたTVディナーみたいなもんですね)
こんなセリフも出てきます。
>アメリカの子にいわゆる「おふくろの味」を聞いてみても冷凍食が多くってピンと来ない子も少なくないみたいね
あるいはこんなのも。
>ナパバレー(カリフォルニアワインの産地)は衛生と均質が第一の畑の形をした工場よ
メキシコで育った設定の登場人物も、こんなセリフを口にします。
>「ばあちゃんはメシ作ってんの昔見た事ある」って奴にも会ったぞ


私の実家の母(60代後半)は今、家で食事を作っていないそうです。
一緒に住んでいる姉(独身)も作っていません。
私がたまに帰省すると、夜は外食、朝や昼はコンビニで買ってきていたり。
「おふくろの味」なんて望むべくもありません。
これが、私があまり実家に行きたくない一因ともなっています。
東京で男ひとり暮らしなら外食やコンビニ食に飽き飽きしている、そんな考えもできないのかと。

テレビで食事のシーンを見ると、和食なのに左手に何も持たずに食べていることがよくあります。
また某有名企業の社員食堂でも、テーブルに肘をつき犬食いしているのを見たことがあります。
それを目にするたび「ああ、こいつは行儀とかの躾をちゃんとしない、下品な家に育ったんだな」と感じます。
東京ローカルUHF局のMXTVでは平日夜7時半からアニメ『美味しんぼ』が再放送されています。
今日は披露宴メニューの回で、惣菜9品の入った重箱2段が出されていました。
曰く、それぞれが新郎と新婦の家で出されていた「おふくろの味」とのこと。
新郎新婦がどんなものを食べて育ったか、その人となりを出席客に知ってもらう素材として適している、と。

食事と食卓はその人を作ります。
これから育つ人は、これまでの人類の歴史とは異なるものだと考えたほうがいいかもしれません。
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2010年09月23日

キング

『キングオブコント』、不満もありますが面白かったです。
以下、期待していた順に感想を。

○キングオブコメディ
今回の顔ぶれを見て、優勝にいちばん近いかなと思っていました。
まず今野の見た目!
それをさらに増幅する設定とキャラづくり!
素材+舞台+展開の3拍子が揃った、今回唯一の出場者だったと思います。
2本とも見たことあるネタだったけど「ああこのネタできたか!よしよし」って感じでした。
1本めの誘拐された子どもはまだいいとして、2本めの自動車教習を受ける役は放送できるギリギリでしょ。

○ラバーガール
密かに期待していました。
『エンタの神様』などで見ていたコントの、肩透かしの連続のようなボケが気持ちよかったので。
2本めの遊園地(シンデレラ城)ネタは記憶があり、1本めの猫喫茶ネタも発売中のDVDに収録されているようです。
2本とも、あと1分間あれば波が来ただろうに、という感じでした。
M-1でのPOISON GIRL BANDと同じ“平熱系”のこうしたコンビは、一発勝負の舞台では難しいかと思います。
しかし優勝のキングオブコメディ、前回優勝の東京03と合わせ、コントの人力舎という印象は強く残りました。

○エレキコミック
かつて『広告批評』誌でロングインタビューを受けたこともあるコンビ。
同じ号で当時のお笑い代表として扱われ(他はますだおかだ、ラーメンズなど)勢いがありました。
ボケのやついの見た目ありきでネタが作られるなど、キングオブコメディと共通点の多いコンビだと思います。
ただし今回は「あれ?あれれれれ…」という印象でした。
『やっつん新聞』の勧誘員とか、他のネタはもっと面白かったはずなのに。
足踏みをしているうち、時代が先に進んでいってしまったようにも見えました。
アドリブで盛り上げていくパターンが多いので、時間が決まっていると実力を発揮しにくいのかもしれません。
本人たちも「4分に収まるか気にしてた」とコメントしてましたし。

○しずる
しずるを最初に観たときは衝撃でした。
コンビどちらが面白くどちらが二枚目というのでなく、ボケとツッコミの役割分担が明確にあるわけでもない。
ひとつのストーリーに沿って互いに盛り上げていくそのスタイルは、笑い飯のWボケにも匹敵すると思います。
それだけに、2本めの点数の低さは意外でした。
2本めのパンティにこだわる役者と監督のネタは、『爆笑レッドシアター』でも観たことがあります。
(1本めのシナリオどおりの泥棒ネタも観たことあるような気が…)
「その後2人は干された」という台詞で終わる点も変わっていません。
レッドシアターではゲストの勝俣州和が「パンティだけに干されたわけだ」と話していました。
それを取り入れて「パンティにこだわった2人はその後干された」とでもすれば、少しわかりやすくなったでしょうに。
1本めが池田の名演技で高得点になっただけに、惜しいです。

○ジャルジャル
“ネクストコントジェネレーション”のコピー(『爆笑レッドカーペット』)のとおりでした、今回も。
1本めはクシャミやゲップなどの、2本めも「おばはん」の、定型繰り返しネタ。
ギルバート&ジョージみたいな現代美術パフォーマンスにも見えなくもありません。
大阪弁が唯一「これはお笑いですよ」の目印になっています。
それだけに、お笑いだとハッキリさせる終わり方が必要で、この弱点は去年と変わりませんでした。

○ロッチ
どうしても中岡の見た目に気をとられますが、こっちもしずる同様、ボケもツッコミも双方ができるコンビ。
2本め、自分考案の弁当を万引きされた店長ネタはしずる同様、『爆笑レッドシアター』でも披露されたもの。
そしてしずる同様、700点台の低さ。
レッドシアター組の不振が際立つ大会となりました。
忙しくて新ネタが作れず、既存ネタのブラッシュアップもできなかったのでしょうか。

○ピース
『爆笑レッドカーペット』やテレビでやる吉本新喜劇では観ていましたが、ちゃんとしたコントは初見でした。
「山姥とその生活の手助けをする市役所職員」「原宿に買い物に来た化け物2匹」。
2本とも設定はいいけれど、それだけに出落ち気味で、その後の展開が食い足りないように思えました。
同じ設定でキングオブコメディやしずるやロッチが展開を考えたら、もっと面白くなりそうな気がします。

○TKO
ファンの方には申し訳ないですが。
私、コント、物真似、ショートネタ、ヒナ壇まで含め、TKOを面白いと思ったことがありません。
どれもすべて既視感のある安全牌な感じを受けてしまうのですよ。
1本めが初めての葬式、2本めが売れない歌手と観客、どっちもありがちなネタでしょ?
だから1本めはともかく、2本めが900点台で会場も沸いてた理由が、よくわかんないんですよ。

この後に『とんねるずのみなさまのおかげでした-細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』。
さらに『アメトーーク-泥の97年組』と続き、お笑い好きにはたまらない一日だったのでは。
2番組に出演を果たした芸人が計3組いたのも、あり得ないことでした。
ずん…キングオブコント審査員+モノマネ選手権(やすのみ)
ガリットチュウ…泥+モノマネ選手権(本人でなく他の出場者に対するとんねるずのコメント中に登場)
カリカ…泥+キングオブコント審査員(番組中のCMでもはっきりわかる形で登場)
カリカなんて今日が芸人人生のピークになりかねない一日となりました。
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2010年09月03日

ライム

東京MXTVで『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』です。
今回紹介されるドキュメンタリー映画は『Under Our Skin』。
ダニが運ぶ病原体により感染する伝染病、ライム病をめぐるアメリカ医学界の論争を追った映画です。
病名自体は20年くらい前に聞いたことがありました。

初期には刺された部分に赤い斑点ができ、発熱や疲労感、関節痛など、風邪やインフルエンザに似た症状が現れます。
病原体が心臓や神経に達すると、心筋症や頭痛や神経痛などが起こります。
そしてここからが、映画の核心なのですが。
この病気には多様な慢性症状があります。
関節や筋肉の痛み、身体の強張り、不随意運動、脊髄炎、睡眠障害、言語障害や記憶障害のような神経症状まで。
慢性症状は抗体反応がなくなり体内から病原体がいなくなってからも起き、死に至った例もあります。
ところが、簡単に治る病気で慢性症状も死ぬこともないという意見が、全米医学界で根強くあるそうです。
そのためライム病以外の病気に誤診されたり、中には「気のせい」と言われたりして、問題になっているそうです。

映画の最初のほうで、誤診されたという人たちが十数人出てきました。
その中に「線維筋痛症と言われた」という人が2人いました。

以前mixiのニュースで見た“世界一太った女性”の記事にも、線維筋痛症にかかっているとありました。
(記事には“繊維筋痛”と書かれていましたが、この病気を知らないための誤訳でしょう)
つまり、アメリカでは線維筋痛症はけっこう知られていて、しかもそれ自体が保険適用となる病気だということです。

映画にはパーキンソン病と診断されたという人も出てきました。
私の父方の祖母はパーキンソン病で死んでいます。
パーキンソン病の原因は神経伝達物質の異常とする説が有力です。
私の線維筋痛症も、何か関係があるのでしょうか。

検索してみたら近々、同番組で放送された全映画がネットで観られるそうです。
今回の『Under Our Skin』も含まれています。
http://www.mikoukai.net/
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2010年06月26日

積水

ワールドカップを観てると頻繁に流れるCMってのがありますが。
積水ハウスのCM。

「初めて娘を抱いた日」というナレーションで始まりますが。
“日”を“夜”に換えると一気にインモラルな匂いを漂わせてくれますけれども。
そんなことを考える私のアタマのほうが腐臭を放ってるんでしょうか。

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2010年06月06日

荒川

夜7時から深夜2時過ぎまで、放送時間が一部かぶるほどサッカー関連の番組が目白押しだった一日でしたが。
そんな中でもサッカーそっちのけで観たい番組がありました。
『荒川アンダーザブリッジ』
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/arakawa_ub/

荒川の橋の下で暮らすおかしなホームレスたちを描いたアニメ(原作マンガあり)ですが。
放送10回でもう80話を超えていたり、オープニング曲が一度だけ違うものが使われたり、次回予告は完全実写だったり、いろいろ掟破りです。
ウィキペディアの記述を読んでも意味がわからない設定があったり、

既に放送されたエピソードで、こんなのがありました。

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通称“星”はオリコン1位になるほどの人気ミュージシャンだったが、発売するのはすべてプロデューサーの作った歌。
自分で作詞作曲するのは売れそうにない変なものばかり。
そんな自作の歌を時々、荒川土手にやってきて弾き語りで歌っていた。
素顔を隠すため、土手で歌うときは三日月形のマスクをかぶっていた。
それは「プロデューサーの力を借りなければ、自分の力では輝けない」境遇を自嘲したもの。
そこに、既に荒川河川敷に住んでいた“ニノさん”(「2-3」のゼッケンつきジャージを着ている)が通りかかった。
ニノは星の歌を褒めるが、星は「俺の作った歌なんて、俺は自分では光れない哀れな月なのさ」と答える。
するとニノは「お前のどこが月なんだ、お前はピカピカの一等星だろ」。
それから星は☆形のマスクをかぶり、それまでの経歴を捨て荒川河川敷でホームレス生活を始めた。
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よくこんな舞台設定を思いついたなと呆気にとられるアニメなのですが。
様々な必要な(と通常考えている)ものから逃れることで初めて見えてくる、美しいものが描かれているように思います。

勢いで映画『リアル鬼ごっこ』の放送まで観てしまいました。
こっちは原作小説のどうしようもない文章能力や構成力の低さが喧伝されていましたが。
バカの手から生まれたものは、どんなに体裁を取り繕ってもバカが垣間見えてしまうものだなと思いました。
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2010年06月03日

木曜

木曜は好きなテレビ番組が多いのですが。
それほどメジャーではなさそうな番組を2つ。

『空から日本を見てみよう』
http://www.tv-tokyo.co.jp/sorakara/
「空撮番組」とたった4文字で紹介できてしまうのですが。
その空撮で巡る地域とクローズアップする場所のチョイスが絶妙なんです。
何かの沿線であることが多いのですが、一回で放送される範囲がそれほど広くなく、ゆったり散歩気分です。
取り上げる場所も名所でなく、「なんだそれ?」と、何か変だけど興味をそそられる感じのものが中心です。
テロップでランドマークを追ってくれているのも、こちらの興味次第で視線を注ぐことができて好都合です。

今回は東武東上線の池袋-川越市の間。
自宅近くを通ることもあり「へーあんなとこにそんなもんが」と思うことしきりです。
しかし瀬戸内海や阪神工業地帯など無関係な回でも意外に楽しめました。
見る人のテンポで楽しめるこの番組、肩の力を抜いて観られます。
よい意味でテレビ東京らしい番組です。

『四畳半神話大系』
http://yojouhan.noitamina.tv/
アニメですが、実写が多用されたり、主人公のセリフが尋常じゃない量だったり、それ以外の登場人物はあまり出てこなかったり、いろいろ異例です。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが歌う主題歌もなんかヘロヘロしていて、やっぱり異質です。
寝転がって見るには不向きですが、気を張って観ると面白いです。
たぶん一般的なアニメファンにはウケが悪いでしょうが。

以上を観終わって、NHK教育の高校講座物理が面白そうな内容のときは観て、それで眠るのが木曜の夜の過ごし方です。
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