2014年11月30日

山岸

山岸範宏、ポジションはゴールキーパー、推定年俸4千万の高額選手。
しかし浦和レッズでは新加入した現役日本代表の西川の後塵を拝し。
さらに昨季の正キーパーだった加藤に次ぐ第3GKとなりました。
そして今年6月にモンテディオ山形に期限付き移籍します。
すると、以後リーグ戦全試合にフル出場。
モンテディオが昇格プレイオフ圏ギリギリの6位に滑り込む原動力となりました。

今日の昇格プレイオフ準決勝、対戦はジュビロ磐田vs.モンテディオ山形。
開催場所はリーグ戦順位が上だったジュビロのホーム、ヤマハスタジアム。
しかもジュビロは勝たなくても、引き分けで決勝進出できます。
そのうえモンテディオは水曜日に天皇杯を戦った疲労もあるはずです。
ところがそのモンテディオ相手にジュビロは、2週間前このホームで0-2で負けています。
さらにその時点ではまだ3位だったのに、リーグ最終戦で4位に落ちています。
6戦勝ちなしでリーグ戦を終えたジュビロ、いろいろ不安な要素もありまくりです。

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久しぶりに1万人超を集めたヤマハスタジアム。
アウェイゴール裏2階席には少なからぬ数のモンテディオサポーターがいます。
試合は、モンテディオの素早い守備にジュビロが攻めあぐねている印象。
するとジュビロゴール近くに迫ったボールに、GK八田が飛び出します。
八田のクリアは小さく、モンテディオの選手に拾われゴール前にクロス。
モンテディオのチーム得点王FWディエゴに押し込まれ、先制点を奪われます。

モンテディオゴールを守る山岸は、枠内に来たボールをことごとく跳ね返します。
素直にゴールを狙ったシュートではまず点を奪えそうにありません。
ようやく得点できたのは、前半ロスタイム。
DF駒野が撃ったミドルシュートのこぼれ球の、さらに山岸が弾いたこぼれ球でした。
前半は1-1で終了となりました。

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後半、試合は膠着状態に入ったように見えました。
相変わらずモンテディオの守備に手こずるジュビロ攻撃陣。
終盤、得点したFW山崎を交代させたジュビロ。
あるいは引き分けに狙いを定めたのかもしれません。
ところが後半ロスタイム、ロングボールを放り込んだモンテディオがコーナーキックを得ます。
ゴール前に上がってきたのは、GK山岸を含むモンテディオ全選手。
ニアサイドに蹴り込まれたボールを捉えたのは、山岸の頭。
球はジュビロGK八田の右手をかすめ、ゴールに吸い込まれていきました。

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もう時間はありませんでした。
2-1でジュビロの敗退、来季もJ2決定。
守備も攻撃も、山岸にしてやられました。
快哉を叫ぶモンテディオ選手とサポーター。
ジュビロの選手もバックスタンドに一礼し、サポーターも拍手で応えます。
しかし私には、手を叩くことはできませんでした。
引き分けでいい試合を、こんなやぶれかぶれのような攻撃で落とすなんて。
そんなチームに、あのジュビロは成り下がったのかと。
ブーイングするでもなく、握った手を下ろしたまましばらくピッチを見下ろしていました。
帰り道、すれ違うモンテディオサポーターを羨ましく恨めしく見つめてしまいました。
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2014年11月16日

あと3つ

町田ゼルビアvs.福島ユナイテッド。
今季リーグ戦のホーム最終戦です。
ステージでは来季の新ユニフォームが披露されました。

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大事な一戦とあり、ホームゴール裏では選手入場時にコレオグラフィでの応援。
写真は撮れませんでしたが。
アウェイゴール裏もビッグフラッグを出せるくらいの人数が来ています。

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この大事な試合で、GKは修行智仁。
今季正GKを務めていた高原が負傷したらしく、出番が回ってきました。
控えGKにはシーズンこれまで1試合ベンチ入りしただけの島崎が入っています。

試合はロングボールで中盤を省略してくる福島の戦術に苦しめられます。
しかしその中でも、我らがエースFW鈴木孝司が先制ゴール。
危ない場面もありながら、寸でのところで失点も許しません。

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ところが、事件は後半に起こります。
ゴール前に上がったボールにジャンプした修行。
相手選手と交錯しながら地面に落ち、動けなくなります。
担架で運ばれた修行は、そのまま島崎と交代。
大卒新人の島崎に、思わぬ形でプロ初出場の機会が巡ってきました。

いつもより多い4500人近くの観客が入ったスタンドは緊張感に支配されます。
1点リードしていながら、ゴール近くにボールが行くたび手に汗。
その後、相手に退場者が出ますが、それでも緊迫した展開は変わらず。
攻め上がったサイドバックの星野が追加点を決めて、ようやく少し安堵感が漏れました。
そして試合は2-0で終了。
来週のリーグ最終戦に向けて、J2昇格圏内2位への望みをつなげました。
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試合後にはホーム最終戦のセレモニー。
(株)ゼルビアの下川社長の挨拶の中で、修行の状態が触れられます。
病院に運ばれたが、「どっちが勝っている?」と言いながら救急車に乗った、とのこと。
(その後、脳しんとうを起こしたが大事には至っていないと発表がありました)
そして李キャプテン、相馬監督、下川社長が口を揃えていたのが“あと3試合”。
来週のリーグ最終戦、それから2位に入ってJ2への入替戦2試合も戦う、と。
ゴール裏では口々に「(最終戦が行われる)藤枝行くぞ!」の声が上がっていました。

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2014年11月09日

あと50

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町田ゼルビアvs.FC琉球。
J2昇格プレイオフ圏内の2位に向けて勝たなければならない戦いが続きます。
沖縄から来るサポーターはさすがに少なく、ちょっと寂しいアウェイゴール裏です。

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PKを止められたときはどうなるかと思いましたが。
その後、エースFW鈴木孝司が先制点。
さらに新婚のMF鈴木崇文が2得点し、MF遠藤もゴールを挙げ、順調に加点。
1点は返されましたが、4-1で順当な勝利を収めてくれました。

リーグ戦も今日を含めてあと3試合と緊迫した状況だというのに。
若干の雨のせいか入場者数は少し物足りない2950人。
来週のホーム最終戦ではどれくらい入ってくれるでしょうか。

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2014年11月02日

予言

野津田競技場で町田ゼルビアvs.YSCC。
この日は「東京五輪パラリンピックキャンプ地招致マッチデー」と冠され。
町田になじみのゲストによるトークショウが開催されました。
まず、毎度おなじみの町田市長、石阪丈一。
町田出身でゼルビアOBで元日本代表の戸田和幸。
同じく町田出身で元日本代表の大竹七未。
東京オリンピックのサッカー競技をタダで観たとか、最も面白かったのは町田市長の話でした。

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J2昇格圏の2位に勝ち点3差の3位のゼルビアには、勝ち星はもう落とせません。
まして相手のYSCCはリーグ最下位、負けるわけにはいきません。
近くの横浜のチームでありながらアウェイゴール裏に閑古鳥を鳴かせているYSCC。
ますます絶対負けられません。

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しかし、負けたことがないながらなかなか勝てない相手が、このYSCCです。
アウェイの三ツ沢球技場で今季2戦していますが、1勝1分け。
その1勝も後半ロスタイムに1ゴールをもぎ取ってのものでした。
今日も相手の組織立った守備と豊富な運動量に、なかなか得点できないゼルビア。
なぜこのチームが最下位なのか、観るたび不思議に思います。
これでもっとシュートが正確だったなら、早々に勝負はついていたでしょう。

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0-0のまま後半も中盤に入ると。
ゴール前の混戦から一度は跳ね返されたボール。
それを、密集の背後にいたボランチのMF李漢宰がミドルシュート。
やっとのことで先取点を挙げました。

ところが数分後、何度も突破を許していたYSCCのサイド攻撃から。
目下チーム得点王の要注意選手MF吉田に、同点ゴールを許してしまいます。
対するこちらのチーム得点王でリーグでも得点王のFW鈴木孝司は負傷交代した後。
対抗する手段はないかと思われるまま、後半ロスタイムに入ると。
相手ゴール近くでFKのチャンスが巡ってきます。
「崇文のFKで直接決めちゃえ」と、声に出していました。

蹴るのは予想どおり、後半途中で交代出場したMF鈴木崇文。
低めの弾道の球は、見事に直接ゴールに吸い込まれました。
私のつぶやきは、予言として実現してしまいました。
それからほどなく試合終了、2-1で劇的な勝利を収めました。

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2位の長野パルセイロは引き分け。
これで勝ち点の差はわずか1に縮まりました。
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